ころびらず

月日があっという間に過ぎる。
娘も年中で夏休みももうすぐ。
4歳半になった。
背が大きくなったなあと思ったら、
昨年から6センチくらい伸びたみたい。
ずっとポッコリ出ていたお腹も、
急にスリムになってスラリ。


そして私は二人目を妊娠中で8ヶ月に。
8月に出産予定だけど、お腹がもうすごい。
体重の増加に戦々恐々の日々、
娘が産婦人科の先生ごっこ
私に書いてくれた処方箋


はしらず ころびらず(転ばず)
あまりごはんたべないように


大事なことが全部書いてあるので
肝に命じようと思う。
その後「ころびらず」という言葉が
家庭内で流行った。


娘はどんなお姉ちゃんになるのか
まだあまり想像ができないけれど、
この間お腹の子のために紙皿で
手作りおもちゃを作ってくれた。
にわとりとひよこ、しまうまに牛だそう。


今まで3人が普通で当たり前だった家が
4人になることの不思議。
妊娠期間は長くて待ち遠しいけれど、
それを受け入れて新しい当たり前にするために
必要な日々でもあるんだなと実感する。

ありがとう


4歳になった娘。
よく手紙をくれる。
たいてい
「おめでとう」
と書いてある。
毎日がバースデーらしい。
どうもありがとう。

「め」だけカタカナになっている。




今度の水曜日(節分)、
けっさくくんこと谷本賢一郎さんが
スタジオパークからこんにちは」に
出演する。見なくては。
「コレナンデ商会」に浮かれそうだが、
フックブックローのことを考えると
毎日簡単に泣けてくる…
いろいろと切ない季節だ。

もうすぐ4さい

ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

バタバタ暮らすうちに、
もう娘の3歳の日々が残り少なく。
たぶん、この本が3歳のうちに
ハマった最後の絵本。


娘は「こおりよ」のところの
木の芽が好きらしい。


4歳では何の絵本が
好きになるだろう。

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幼稚園の様子が知りたくて、
ついいろいろしつこく聞いてしまう。
今日は誰とお弁当食べたの?
泥団子つくるとき誰といたの?
なんて、もう。
今日も夜きいてみたら、
「あーちゃん、一人がすきなんだ!」
とはっきり言った娘。
なんかすごくきっぱりしてた。


仲良しの子もできていること
知っているし、
好きな友達と一緒に遊んでる
話もきくけれど、
娘はそれよりももっと、
なんていうか、大きな野原で遊んでる。
それでいいんだ。
頼もしかった。

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誕生日が来る前に、
3歳のこといろいろ振り返って
記録しておきたい。


でもいまはとりあえず…
3歳の途中まで現役だった娘、
今は完全におっぱいを引退している。
長かったおっぱいライフ。
1年前の私に教えたい。
いまはあーちゃん、寝るときに
自分の体の上に私の腕をのせて
眠りたがるんだよ。
「一緒に寝よう」
なんて言うんだよって。


娘の成長、病気や体調不良、
いろんなタイミングで
断乳や卒乳や散々悩んだけど、
もうすっかり何からも解放されて、
「おっぱいもう出ないし、痛いから嫌だな」
「じゃあトントンで寝よう」
そんな感じで、ただ娘と私だけの世界で
気づいたら終わっていた。
誰かが言うやめ時のタイミングとか、
長すぎるとかの心配もなく、
もう何の濁りもなく、淋しさだけが
お互いちょっぴり。

そんなふうだったよって。


赤ちゃんを産んでから、
子供って1年1年大人になって
3歳や4歳なんて大人で、
赤ちゃんの頃ある可愛さは
どんどん消えていってしまう、
と思っていた。
でも違った。
3歳も終わりになるほど可愛さ倍増。
4歳ってたぶん、史上最強に可愛い。
そう思うようになった。
いろいろすっ転びながらの育児だけど、
楽しみだ。

貝がらと海の音

貝がらと海の音 (新潮文庫)

貝がらと海の音 (新潮文庫)


夜寝る前、枕元にあった
文庫本「貝がらと海の音」を手にとって、
「これわたしがすきなやつだよ」
と言い出す娘。
河田ヒロさんの表紙絵を見て
「貝がある」
と言ったり。そして
「よんで」
と言うので、ちょっと読み上げてみたら
神妙な感じに聞いていた。
恵子ちゃんがプーさんみたいにハチミツを
指でなめたい、というところと、
庄野さんと奥様が赤蜻蛉を歌うところ。

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大改造!!劇的ビフォーアフター」が
大好きになっている娘。
一度見てハマってから3週間の休みを経て
久しぶりに放送された前回は、
あくびをして目を擦りながら真剣に見ていた。
CMに入るたびに
「どうして!あーちゃんびふぉーあふたー
みてるんだよ!」
と怒る始末。


見終わったあとも、ふとしたときに
「この間のお家、玄関にお皿があったね!」
(改造前は収納がなくて靴箱に食器があった)
とか、
「あーちゃんもほねがおれた…」
(改造前の急な階段で家の人が転んで骨折)
とか言い出して、相当影響されたらしい。


「あーちゃんおうちきれいにするやつ見たい」
が口癖だったこの3週間ほど。
我が家が汚いからかな…いや、そうだろうな。


娘作、飛行機。


なっとうをたべるあーちゃん搭乗。
隣はおばけ。

チューリップ

いちご。


どんぐりのパッチワーク。
ダッフルさんの部屋に飾る。



娘の幼稚園で、春に向けて
1人ひとつずつチューリップの球根を
植えたらしい。
娘のマークのついた鉢をみたら、
その鉢だけギリギリまで土が
満ぱんに入っていて、
水もたくさん入れてちょっと泥。
前の春に見たとき、咲いてない鉢も
あったしな、娘のも咲かなかったら嫌だな…
と、ちょっと心配に。

こういう心配は普段も、
小さいことから大きなことまでよくあって、
でも本当はもしも咲かなくても大丈夫。
残念とか反省とかはあっても、
娘のまるごとは大丈夫。問題なし。
台無しにまでなるようなことは、
本当はそんなに何もない。


きっと、うまくいかなかったり
きちんとできかったりすると
自分が台無しになる、という気持ちが
私自身に知らずにあるんだろう。


だいいち、花は咲くかもしれないし、
咲かなくても、大きなまるごとで見たら
何も台無しにはならない。
自分自身に私がそう言ってあげられたら、
きっともっと優しく、
楽ちんになれるんだろうなと思う。


熊本旅行

どんどん時間が過ぎていく。


私の母の実家、
娘にとっての
ひいおばあちゃんちへ旅行。
私の父母、ダッフルさん、私、娘で。


直前に風邪をひいた娘、
前日の夕方に耳鼻科にいき、
待合室で描いた絵。
「おかあさんのはなのあな」。


鹿児島空港の足湯。
娘のお気に召す。
おばあちゃんちは
熊本だけど鹿児島空港寄り。


ダッフルさんは庭で燻製に精を出す。
肉と卵とチーズ。好評。


ばあばと娘が拾った花びら。
洗って干してあった。


おばあちゃんが朝から作ってくれた
栗入りお赤飯。
今月誕生日があるおばあちゃんと娘の
お祝いに。
娘3杯食べる。


おばあちゃんの畑の大根を洗う。


大好きな光景で、後ろからそっと撮影。
珍しくおばあちゃんと二人きりで過ごす娘。
おばあちゃん爪切り。娘は工作中。
すごく静かだった。


折り畳み椅子を見てピンときたらしい。
生協の配達です、と、折り紙で作った
きゅうりと板チョコとプリン届く。
娘製作そして配達。


楽しい時間もあっという間。
おばあちゃん、私たちの帰り際に
「さびしゅうて、布団かぶって
おいおい泣く」
と一言。もうすぐ92歳。
「きままにのんびりやるからねー」
とも。


娘が小学生になるときランドセル
買ってくれるって言ってた。
また来年もいきたい。


大勢の賑やかな生活のあと、
こちらもまた静かな日々の始まり。
たくさんで食卓を囲むのが
本当なんだろうな、
おばあちゃんちから帰ると
いつも思う。
二人きりでテレビとか見ちゃう食事。


そして娘はしばらく甘えん坊だろう。


おばあちゃんちの庭の柿。
みんなで収穫した。

工作


娘の作った切り絵。
顔みたいになったから、
目を描き入れたらしい。
私が気に入って、廊下の壁に貼る。
娘は時々、
「きゃー、おにがいるー!」
と、自分で作ったのに怖がって
廊下から逃げてくることがある。
私は「フックブックロー」の
ゴージくんとダツジくんに
何となく似ている気がして好きだ。
もう1つ作ってもらおうかと考え中。

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折り紙や空き箱、セロテープなどで
何やら組み立てて遊ぶのが好きな娘。
おもちゃはあんまりたくさん買えないけど、
折り紙やテープくらいの材料は
惜しみなく用意しよう、と思うこの頃。


今日は、昨日切らしてから1日使えなかった
セロテープをダッフルさんにかってもらい、
水を得た魚のように次々と新作を
作り出していた…。ストレス溜まってたらしい。


しかし作品?が増え続けていくのも大変。
ことに、片付けられない母親のいる家庭は
とんでもない散らかりワールドに。
なので、ダッフルさんの発案で、
写真を撮って定期的に処分することに。
娘も納得してくれて良かった。


しかしスボラな私はその写真をまとめたり
ちゃんと保存したりできないと思うので、
このブログに載せて記憶に留めようと思う。
親族以外興味のない写真が続く。




たこ。



これはなんだ。本か。



目がついた枕。
ビニール袋の中に折り紙の羽毛入り。
ノージーより。



山ほどあるからこまめに載せよう。

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小さい頃の記憶で、私の父親は
NHKが好きで、特に「小さな旅」みたいな
静かな旅番組やドキュメンタリーを
よく見ていた。
そのときはウーンと思っていたけれど、
今毎日、「一日一ベニシア」を見て寝たい
(ベニシアさんの番組を寝る前に1つは見たい)
と思う私は父に似てるし、何か染み付いたと思う。



くまのお面。
母子合作。