ふゆめちゃん

先日娘と食べたかき氷。
私が選ばない「レモン味」を選択する娘。
自分とは別の人なんだ、
そしてそれでいいんだ、
こういうとき
あらためてそう思わされる。

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先月は梅酒も作った。
今年は私がなかなか飲めないと思うし、
娘はもちろんダッフルさんも
あまり飲まないからやめようと
思ったけれど、記念になるよと
ダッフルさんに言われて
漬けてみた。娘に手伝ってもらって。
娘と一緒に作業するのは3回目か。


ヘタをとって


氷砂糖と梅を交互に入れて



もう手慣れた感じ。
同じ作業を毎年続けてすると、
大きくなってることがよくわかる。



今日は雨だったので、
午後は娘とトランプをして過ごした。
やり方を覚えてからすっかり夢中に
なっている娘。
ババ抜き、ジジ抜き、神経衰弱、七並べができる。
ジジ抜きのやり方を忘れていた私に
教えたりしてくれた。
自分の子供とトランプをする日が
来るなんて…信じられない気持ち。


それと同時に、雨の音を聴きながら
二人きりでトランプで遊んだこんな時間を
忘れないようにしたいとも思った。
もうすぐ家族が増えるけど、
娘が産まれてから、こんな風に二人で
長い長い膨大な時間を過ごした、
そのことを思い出してしみじみした。

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娘が好きな絵本「ふゆめがっしょうだん」
を見ていたら、もしお腹の子が女の子で
冬生まれだったら「ふゆめちゃん」という
名前でも可愛かったなと思った。
実際は夏生まれの男の子なので真逆だが。


娘はときどき、別人格の「ふゆめちゃん」に
変身する。その特徴は、急に部屋を
隅々まで片付け始める良い子になること。
散らかっている日用品なども、部屋の四隅に
積み上げたりするので、たまに物が
見あたらなくなったりするけれど、
妊婦になってからものぐさに拍車がかかって
いる私にとっては本当にありがたい限り。


でもたまに、自分で片付けたものを
ない、ないと言っている娘に、
「ふゆめちゃんが片付けてくれたよ、
ふゆめちゃんに聞いてみて」
と、嫌なことを言ってしまう自分にあとで
反省したりする…


「ふゆめちゃん」は娘にとって、
普段やりたくないことや、やろうとして
なかなかできないことができる、
優等生のヒロイン的存在らしい。
ちょっと年上の設定みたい。
この間、ポーズを決めながら
「お料理をつくるコックさんになるの、
ふゆめです。かんぺき!」
と言っていてキュンとした。
私も経験あるけれど、別人格の自分がいるって
すごくいいことだと思う。


いつか娘がくれた手紙。
鳥の絵の切手も貼ってある。



いつか娘がくれた絵。
鼻が気になって聞いてみたら、
「だって鼻の穴あるでしょ」
とのことだった。