ナーニくんパン

また生協で、解凍して焼くだけのパン生地が
売られていたので、購入して先日作った。


前回「おかあさんといっしょ」で
たくみお姉さんがナーニくんの形のパンを
作っていたのを真似して私も作ればよかった、
と後悔していたので、今回は意気込んで取りかかる。



そして出来上がる。
まいどのことだが、出来が悪すぎる…
そして「お姉さんたらかわい〜ほのぼの〜」
とのんきに見ていたのに、たくみお姉さん作のナーニくんパンの素晴らしさと、
愛情の深さに脱帽した!


ナーニくんって、かなり以前から登場する
キャラクターらしく、娘が生まれてから
この番組を再度見始めた私は
まだまだファン新参者ではあるが、
ナーニくんが大好き。


何と表現したらいいのか、まったく
ピンともこない、あの魅力…
表情と動き、そして喋らないところ、
でもだいすけお兄さんとたくみお姉さんが
代弁してくれるところなどがグッとくる。


とくにだいすけお兄さんとナーニくんとの
ペアがとても大好きだなあと思う。
母と子になっておんぶしたり(「菜の花畑で思い出す」)
一緒に海へ行ったり(「ぼくはキャプテン」)
父と子になって飛行機に乗り旅をしたり
(はてな探偵社の飛行場見学の会。
ナーニくんは「ナニ子ちゃん」だった)
いろいろな結果、この二人が一緒に出ているのを
見ると、何だか胸が熱くなるようになってしまった…


付き合いが長いって、私にとって
すごくグッと来ることなんだと思う。


それから、ナーニくんや、
やぎさんゆうびんの白やぎさん黒やぎさんなどの
人形を担当した加藤晃さんが大好き。
おかあさんといっしょの」いろんな歌や
番組のセットにこの方の絵や造形が使われていて、
何度も目にするうちにすごく好きになった。
あのほのぼのさ加減。ホッとするのにわくわく。
おかあさんといっしょ」を見ている!って
しっかり思える安心感。不思議。
いいなあ。
これからもいろんな作品を手掛けてほしい。

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ナーニくんパンに気合いが入りすぎて、
気づいたら残りの生地があまりなくなっていた…
でも娘は、たくさんいろんな形を作るよりは
ずーっとひたすらこねていたいらしく、
赤と黄色と白のマーブル物体パン1つのみを
作成して終了だった。
私も力尽きて、気持ちの悪いウサギとカメを
追加で作って終了。



お昼ご飯は例によって力尽きメニュー、
かろうじて作っていたかぼちゃ玉ねぎポタージュと、
そして他にはハムエッグ…
朝食か…

でも楽しくご飯が食べられて良かった。
娘はたくさん食べていた。


最近手抜きが増えてきている…
(これはまだいいほうで、買ったものや
外食も増えた)
以前も同じだったけど、もっと自分を責めてた。
こんなんじゃ駄目なのに、もっと頑張ればいいのに、
娘に悪いのに…と。


でも、ある時フィギュアスケート鈴木明子さんが
テレビで、話していた言葉をきいて、
なんとなく考えが変わった。
鈴木さんは大学に入って親元を離れ、
初めて自分一人で体重や栄養の管理を
しなければならず、気負いすぎて
摂食障害になってしまったといい、
「できないくせに完璧主義だった」
と話していた。
その言葉がすごく胸に残って、府に落ちた。


もちろん、オリンピック選手の努力と
私なぞを比べるのもひどすぎる話、
都合よく解釈しすぎでしょ、ではあるけれど、
自分を「できないくせに」って知って
認めることってとても大事だと思った。


何か1つ自信がなくなると、結局
あれもこれも、自分の子育てや環境が
すべて駄目に思えてくるくらいなら、
何かと比べるのをやめにして、とりあえず
自分のレベルで頑張ってみればいいこと。
違うときに頑張れることなら、
たまにサボってもいいこと。
そして全ては、娘と私にとっていちばん
大事なことを優先すること。
それはできれば笑って楽しく過ごすことで、
それができたら、あとのことは別のときに
後回しするのでもいい。


そんなふうに思うようになった。


ただしまだまだ甘っちょろくて、
すぐ不安になるし、後悔するし、
手抜きしたうえに娘を理不尽に叱ったり
イライラしたりもして、いいとこなしの
結果になり反省することもしょっちゅう。


でも子育ては、やっぱり娘と私の問題で、
関係で、それを忘れないようにしよう、
それだけは心の隅に留めていようと思う。
娘に最善のことがたくさんできて、
さらにニコニコ笑ってるお母さんは
もちろんたくさんいて、それが本当だけど、
娘を育てるのは自分だから…



ナーニくんの話から長くなった!
なんで!?