２歳７ヶ月・ドキソワ

娘は２歳７ヶ月。
(写真は前月のだが。)
前にも書いたが、先月トレーニングをはじめて
この１ヶ月でだいぶトイレが上手になってきた。
外出先でもトイレを教えてくれ、
寝るときと長時間の外出以外はオムツも
使わなくなった。

来年度から通うことを検討している幼稚園から
連絡があり、９月から(正確には８月下旬から)
幼稚園の２歳クラスに通えることになった。
今年度４月からの入園は抽選にもれて
通えなかったのだが、今回空きが出たとのことだった。

娘と一緒に、園見学に行った。
大きな園で、児童たちが活発に遊び回っていた。
週１回、二時間だけ、というもので、
以前保育園に通っていたときとは離れている時間も
まったく違うけれど、大きくなったぶん、
どんなふうに過ごして、どんなふうに感じるのか、
何だかこちらがソワソワしてしまう。
たくさん楽しめるといいなと思う。

そしてやってきた、初めての
手作りグッズ作成ミッション！！
プルプルしている…たったひとつ(背もたれカバー)
だけというのに、もうプルプルしている…
しかもアップリケまでしなくちゃいけない…
私ができるのは、以前の記事にも登場した
この半目のカバくらいのものだ…

娘、イヤイヤは落ち着いていた気がしたけど、
先日の風邪あたりから、またイヤイヤが出てきた。
癇癪を起こして泣くようなこともあるが、
たいてい眠いときやお腹が空いたときだけ。
多いのは、遊び感覚のイヤイヤ。
または、めんどくさいか、逃避による、
ゆるいイヤイヤ…

日常生活のいろいろな仕事、着替えるとか
歯を磨くとか、入浴後に服を着るとか、
そういういちいちをやりたがらず、
次々に「これしたい、あれしたい」と
何か遊ぶものを見つけてやりたがる。
本人も必要なことだとわかってるけど、
やりたくなくて先伸ばしにしてるみたい。
真っ直ぐに、ダッフルさんと私の血を
受け継いでくれている…アッパレと言いたいくらい。

しかし親としては、したくがなかなか進まず、
午前中の外出も夜寝る時間もどんどん遅くなり
なんだかぐったりしてしまうことも。

先日、実家の父にこのことを話したら、
「わかるわかる。そうそうそう」
と、ぶんぶん頷いて同調してくれた。
ちょっと満足したけど、考えてみたら
父の「あるある」は私や姉の幼少期のことに
ついてのはずで、そう思うとなんだか
気まずかった…

でも、はっきり覚えてる。
私が保育園のしたくをノロノロしすぎて、
その日送り担当だった父がついに業を煮やし
「もう、お父さんだけ先に行っちゃうよ！」
と、一人でドアを開けて出ていく、という
ポーズをしたのだが、私はそのまま泣きもせず
ふつうにテレビを見続けていた朝のことを…
しばらくして、ドアの前で追いかけてくる私を
待っていたであろう父が、そっとドアを開けて
見せた顔と、
「ほら、いこう…」
という脱力した声を今でも忘れられない。

娘は親に似たのだ。
大人になった私だって、幼稚園グッズの作成を
いまだに後伸ばしにしているじゃないか…

娘、言葉もどんどん達者になり、
遊びをプロデュースすることも増えた。

今日はダッフルさんとかくれんぼをしていたが、
ダッフルさんに、開いたドアの後ろに
隠れるよう指示し、細かく
「ここにかくれて。もっとこう。…そう」
と位置決めをしてから、その場を離れ、
すぐに
「どこにかくれたのかなー」
と困り顔＆あごに指を当てて歩いてきて、
ダッフルさんを女優顔で発見していた。

それから、突然相手に対して
「あーちゃんがこう言うから、おかあさんこう言って」
と指示することも多い。
最近お気に入りは、
「あーちゃん、アーダと って言うから、
おかあさん、コーダの って言って」
というもの。
二人が言ったあと、
「おーみせーでーすー」
と歌う。テレビ番組「みいつけた！」の中で、
スキマスイッチの二人が演じている
洋服屋の椅子「アーダとコーダ」の歌より。

今日、じいじとままごとで遊んでもらってるとき、
突然
「じいじ、教えてくれてありがとう」
と言ったそうだ。
最近、成長にドキッとすることが多い、と
言っていた父。本当にそう思う。
この間急に、もうすぐ３歳になるのだと思ったら
すごく寂しくなって、ずっと２歳でいてほしくなった。
でも３歳もすごくお姉さんのようでいて、
実際はまだまだ小さくてかわいいんだろうな。

来月は、私の母の実家、熊本にいく予定。
おばあちゃん、娘にとってはひいばあば、に
２年ぶりに会いに行く。楽しみ。

これは、先日行った上野動物園で食べた
パンダのパン。
上野駅の、アンデルセンにて購入。
入ってすぐ、我慢できず、パンダ舎の前のベンチで
二人で食らいついた。美味しかった。
行き当たりばったりだったので、全体の半分弱しか
回れなかったけど楽しかった。また行きたい。