2歳6ヶ月・なにー


粘土で「ながいおばけ」制作中。


不調のときになるとなぜか何か書きたくなり、
そうすると必然的に毎回沈んだ感じの日記に…
楽しく過ごす日々ももちろんあるのだが、
まるで沈みっぱなしの人の日記になっているので、
たまには明るく書きたい。
とりあえず、最近の娘。


娘、2歳半になっている。
まだまだイヤイヤ期ではあるけれど、
質問攻めになる時期にも突入したもよう。
そしてそれがすさまじい。
イヤイヤのかんしゃくみたいな、マイナスの
感情表現?ではなく、普通のときに普通に
発せられるので、ただ受け止めるだけだから、
大変だというイメージがなかった。
でも実際は、イヤイヤ期よりすさまじいのでは
と思ったりして…


もう少し成長すれば、
「どうして雨がふるの?」
みたいな質問らしい質問になるらしいが、
娘の場合はまだ、質問が原始的。
突然
「なにー?」
ときいてきたりして面食らう。
そして、質問は延々と続く。


娘「あのテレビ(番組)がいやだったの」
私「そっかー、いやだったのかー」
娘「なにー?」
私「…なにー?って…テレビがいやだったのねって」
娘「あーちゃんなんのテレビいやだったの?」
私「いまみてたやつでしょ」
娘「おかあさんなにしてるのー」
私「お皿しまってるんだよ」
娘「なんのおさらしまってるのー」
私「お昼ご飯のお皿だよ」
娘「おさらのなまえはー」
私「おさらちゃんだよ」
娘「ちがうよ、ぼーこーべーさん!だよ!」
私「そっかー、ぼーこーべーさんかー」
娘「なにー?」
私「…なにー?って…なに?」
娘「なにしてるの?」
私「お皿を…」
娘「それはなに?」
私「食器棚だよ。お皿をしまうんだよ」
娘「しょっきだなのなまえはー?」
ずっと続く…



でもこうして書いてみると、まるっきり
ほのぼのしたかわいらしい会話だ!
娘が言いたいこともわかるし、
第一、母親にかまってほしい、会話が楽しい、
ただそれだけのかわいい2歳児!


しかし実際、1日中受け答えしてみると…
経験した方ならわかってくれると思うが、
頭から湯気出てパンクである。
一度、
「もうお喋りしたくない!」
とシャットダウンしたことも…いやしょっちゅう。
気がつくと能面。
もっと余裕のある、楽しい
心の広い母親になりたい。今すぐ。

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娘は、歌うのが上手になった。
上手といっても、まだ音程は調子っぱずれだけど、
抑揚がついてきた。
初めて歌いだしたのに、最初から最後まですらすらと
歌詞も完璧に歌っているのをきくと、
今まで黙ってきいて、溜め込んでたんだ…と思って
なんだか感心する。


今日は「かたつむり」を歌っていた。
「ぼよよん行進曲」も歌える。
娘の歌う「いまこそー」が好き。
娘は「ぼよよんこうしんきょ」と言う。



夕飯中に、「おしゃれなやさい」を歌っていたが、
「ポテトサラダになったとしても」
というところを
「ぽてとさらだになった コーッ しても」
と歌っていてぐっときた。
そうか、まだ歌詞の意味とか、文脈とか、言葉とか、
そういうところじゃなくて、ただ耳に入る音と響きを
覚えているんだ。それがあらためて新鮮だった。


娘は、ブロックのことを「ブロッコ」という。
なんとなく「ブロッ娘」という字をあてはめたくなる



この間、娘がブロックを出してきて
「がんけん、つくろー」
というので、はて?と思っていたら、
「玄関」のことだった。
その前に娘と二人でブロックの家を作った。
私が作成した「玄関」を、また作りたかったみたい。



娘撮影の写真。

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この間「花子とアン」でモモちゃんがお嫁にいく週を
まとめ見していたら、自分の娘の結婚式くらい号泣した。
父に櫛をもらった礼を言うときの「嬉しかったさ!」
みたいなセリフがとんでもなく素晴らしかった。
びっくりするくらい、痒いところに手が届く演技をする
人が多くて、気持ちのいいドラマ。