うつくしくへんしん


今年の初鮎。



梅雨の低気圧のせいか、ホルモンの仕業か、
冴えない日々。どんより。
いろいろ焦らないようにしようと思う。
雨が降ってないだけ、今日は良い。


この間、近くの図書館のお話会に参加。
乳幼児向けで、絵本や紙芝居のほかに
体操や手遊びや歌、
ベテランらしきボランティアの方による
エプロンシアターなんかもあって、
けっこう力が入っていた。
私が小さい頃通っていた図書館なのだが、
お話会をする部屋(閉架図書室も兼ねてる
らしい)に入ったのは2~3回あるかないか
くらいの気がする。


自分が、自分のこどもをつれて
この部屋でお話をきくことになるなんて
なんだかシーンとした、しみじみな気持ちに。


児童室の乳幼児向け絵本コーナーは、
くつを脱いで座って読めるようになっていて、
自分の小さい頃を思い出して懐かしかった。
娘は、ブルーナの絵本を全部出して、
床にすべて並べていた。
ひょっとしたら、今思うと
私が小さい頃読んでた絵本があったかも?
まさかな。30年前くらいだし。
今度奥付を確かめてみよう。





写真は、「おとうさん」と言って
娘が描いた絵。顔中ヒゲだらけになっちゃった。
隣のオレンジのは、くらげ。
この間、ダッフルさんと二人で水族館に
行ったときに買ってもらった
くらげストラップを見ながら描いていた。


今日、夕飯を作っている間、
メジャーを持って家中のいろんなところの
長さをはかりながら、
「う~ん、やっぱりこれがいいな~」
と悩ましげに言っていた娘。
引っ越し前後の両親の様子の真似らしい。


なんだか、よく見られている。


最近のお気に入りは、
可愛らしいポーズをとりながら
「わたし、うつくしくへんしんした?」
と言うのと、
片足のかかとをちょんと前について
「パント!」
と言うこと。
たくみおねえさんと、りさおねえさんより。
おかあさんといっしょ漬け…



焦ったり、現状が良くないと思ったり、
それでも動けなかったり、
冴えないとか悲しくなったりするけど、
つけている3年日記で去年の今日を毎日読むと、
夕方から救急病棟に連れて行って、
夜中まで点滴した娘を世話して、
次の日仕事に行っている自分が日記を書いていて、
これもまたしんとした気持ちになる。


毎日何も変わらないような気持ちでいるけど、
この日記をつけていると、一年前の自分は
まったく別の世界にいると、毎日思う。
それでいて、昨日のことみたいにも感じて
不思議だ。
笑顔でいるべし。