思い出の集会所と、サンバ

毎日のように通っていた公園の、
敷地内にある集会所。
中に親子連れが自由に使える休憩室があって、
絵本やちょっとしたおもちゃもあり、
たまに遊びにいく。
授乳室やベビーベッドもあるし、
テーブルや子供用の椅子もある。
昼時には、お弁当を食べる親子がたくさん。
こんなところが、娘が赤ちゃんだったときに
住んでいた場所にあったら、
もっとママ友たちと集まれたのになと思う。

この間、この休憩室で月１で開催される
ボランティアのイベントにまた参加してきた。
赤ちゃんから幼児向けに、手遊びや絵本や体操、
歌などで遊んでくれる。
５月なので、今月は包装紙を使って兜を作った。

子育てを終えたベテランの女性たちが
たくさん遊んでくれる。
改修工事かなにかで、夏の間は休止、
また秋から再開するので、忘れないで
また来てくださいね、と案内してくれる。
引っ越しを思ってキュンとする。
といいつつ、そんなに熱心じゃなかったので
数回しか来てなかったけど、
引っ越し先でもまたこういうイベントに
出会えるといいな。

別の日、集会所の絵本棚で娘が取り出して
読んでいた絵本が素敵で、
思わず見入ってしまった。
夜の真っ暗な世界と、猫の目に見えている
色鮮やかな世界が交互に描かれていて、
とても楽しい本。
この絵本に描かれていているすべてが
美しかった。

この絵本棚、ちょっとボロボロになったり
区の図書館で除籍されたりした絵本が
おいてあり、なかなか渋い品揃え。
でも、かえって良い出会いがいくつかあって
嬉しい。

よるのねこ (傑作ねこの絵本)

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ところで、春のテレビ考を少しずつ…

相変わらず「おかあさんといっしょ」が
大好きだけれど、春から数回流れている
「すずめがサンバ」の新しい映像が大好き。
よしお兄さんのおばさん姿はもちろんだけど、
何よりすずめ３羽の可愛さにグッと来て、
落ち込んだり疲れたときに娘と見て、
元気をもらったりさえしている。素晴らしい。
どんなときも最高に楽しそうに！
求められてるものを的確に！
いつも感心してしまうものが、凝縮された
作品でした。

先日、娘とスーパーに買い物にいったら、
前の通りでサンバカーニバルが行脚してた。
ものすごい大音量は、後尾のトラック荷台で
髭の外国人男性による生演奏。
かなり本格的なサンバパフォーマンスだった。
びっくりして、思わず自転車を止めて
娘と見に行った。

娘は少しびっくりしていて、
「お…おかいものする…」
と言うので、切り上げてスーパーに入ったけど、
そのあとずっと
「サンバいたね」
「サンバまだいるかな」
「おわったらサンバみようね」
と、終始外を気にしていた。

今でもよく、サンバの思い出を口にする。
衣装の、肩のところについた羽飾りについて、
「カニがついてたね」
と言ったり…

歯磨きのとき、
「お母さんのお膝で歯磨き上手にしてもらうの、
りすちゃんとハムちゃん(ぬいぐるみ)が
見たいな〜って言ってるよ」
と誘うと、
「サンバたちもね！」
と言って、いそいそと膝にやってくる。
サンバたち…