2歳5ヶ月・ウケる


娘は2歳5ヶ月。
一日中、ずーっと喋っている。
ちょっとしたことでも、気になると
「なーに?」「おかあさんいまなにしたの?」
「なにがおっこちたの?」と質問。
「いてて」「おっと」「すみません」
と私がつぶやくたびに質問されるので、
そのたびに
「足をぶつけちゃったの」「向きが反対だったの」
「お姉さんがお先にどうぞしてくれたの」
と説明。私も一日中喋っている。
たまに「え?」ときこえないふりをすることも
あるが…


気に入った言葉を1日に何度も言う。
前にも書いた
「あしたはきんようびだって~」
も、1日に10回以上きく。
最近は、火曜日や木曜日になったりもする。


少し前まで、物の名前を知りたがった。
「おさらのなまえは?」
「いすのなまえは?」
と、何でも名前を知りたがる。
はじめはよくわからず、
「椅子は椅子だよ」
と、どうしようもない回答をしていたが、
絵本『おうちのともだち』
(家にあるいろんな道具を紹介する絵本で、
コップくん、おちゃわんちゃんなどの
名前が書かれている)の影響かと
少しわかってからは、
「おさらちゃんだよ」
「いすくんだよ」
と言ってみると、すごく満足そうな顔をする。
調子に乗って
「おさらんちゃん」
「いっしーくん」
などと言ってみると、すかさず
「おさらちゃんだよ」
と直されたりする。


「スーパーマーケットのなまえは?」
ときかれたときは、うむむとなった。
「スーパーマーケット」は、絵本『ことばのべんきょう』で
覚えたみたい。この絵本、私も小さい頃に
好きだったけど、本当に言葉の勉強になる。



「あのおはなは?」
ときかれて、
「つつじって言うんだよ」
と教えると、
「メーメーみたいな、つつじ」
と言う。一瞬わからなかったけど、
「ひつじ」と「つつじ」が似てると思ったみたい。
それからは、つつじの花を見ると
「ひつじみたいな、つつじ!」
と言うように。似た言葉が好き。



やりたくない、気の進まないことでも、
「お父さんが、できるかな~って言ってるよ」
「できたら、じいじがすごいな~って言うよ」
などと言って誘うと、すぐやったりする。
おもちゃなどでも良くて、毎日の歯磨きは
動物園で買った小さいハムスターのぬいぐるみが
じっと見つめている。
娘は、チラチラっとそちらを意識しながら
磨いている。



最近、よくウケている。
面白がって笑うことが増えた。
言葉を少し変えて、例えば「ブンバボーン」の
「アルパカパカパカちょっとオカピ
というフレーズを(すごいフレーズだ)、
「ちょっとオカペー!」「オカパー!」
などと変えては、ゲラゲラ笑っている。


それから、自分の小さい頃の動画を見て
物まねしながら笑ったり。
1歳すぎ、「ちゅんちゅん(雀)」と「おうま(馬)」
という言葉が好きでよく言っていた。
その動画を見て、
「テテ!テテ!んま!だって」
と笑いながら物まねしている。
2歳が1歳の自分を真似るって、
なんか不思議だなあと思って見ている。


もうすぐ引っ越しなので、たまに
「もうすぐ新しいお家に引っ越すんだよ、
違うお家に住むんだよ、
このお家はバイバイするんだよ」
と教えているけど、
「おとまりする」
と言ったりして、わかっているのかは
微妙な感じ。
でも、何でも新しく参入するものが大好きだし、
大人よりも受け入れるのが早いかもしれない。
私は早くもホームシック?。
この家と周辺を、こんなに好きになるとは
思わなかった。引っ越しのときは毎回そう思う。
1年半くらいでも、愛着ってわくものだ。


先日娘と電車に乗っていて、急に大声で
「あ!タモリだ!」
と娘が叫ぶので驚いて見たら、
中吊り広告にタモリがいた。嬉し恥ずかしだった。
ニッポン放送の広告だったけど、
あのラジオ聴きたかったなあ。


最近の娘の絵、顔に何かくっつくようになった。
これは、娘が手に星を持っているところだそうだ。