パンやのくまさん・床あそび

パンやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

パンやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)


この「パンやのくまさん」と、
同じシリーズの「ゆうびんやのくまさん」は
私の実家にあって、好きだった。
娘と読みたいなと思ったのに、
見つからなくなっていて残念。


「ゆうびんやのくまさん」は近くの図書館に
あって、借りたところ気に入ったみたい。
「パンやのくまさん」は児童館の図書スペースに
あり、1週間だけ借りられたので、借りてみた。
やっぱり大好きになっていた。


「パンやのくまさん」の冒頭、
くまさんのお店で作られるものの説明がある。
「パンや、パイや、おたんじょうびパーティー
ためのとくべつのタルトやケーキ」。
そしてその絵が並んでいる。美味しそう。
娘も、いつもの読み遊びでその部分を
読み上げようとしたが、「タルト」で詰まる。
絵を指しながら私に
「これは」
ときくので、
「タルトだよ」
と教えてあげると、悔しかったらしく、
「あーちゃん!」
と首を降り、
「さいしょから」
と、表紙に戻ってタイトルを読み上げる
ところからやり直していた。
そしてまた意気揚々と
「パンや、パイや…」
と読み上げたところで、肝心の「タルト」
が出なくなっていた。


落ち込む娘に、笑いをこらえながら
「忘れちゃったんだよね…」
と励ましていたら、わりとすぐに
立ち直って、仰向けに寝転び、
両足の裏に本をくっつけて乗せ、
「ひこうき~」
と言って遊び出していた。
何となくこういうとき、いつも
ダッフルさんに似ているなあ…と思う。


この絵本は、働くくまさんの1日を
淡々と追っている。
とても気持ちがいい本。
毎日仕事をして、大変だけど、
夜に仕事が終わってホッとする時間、
ベッドに入る時間が
なんて幸せなことだろう!
それを思い出させてくれる。
真摯に働けばそれだけ気持ちがいいのだ、
ということを、何も言わないまま
教えてくれる。


くまさんが、朝早くパンの生地をこね、
発酵させている間に朝ごはんを食べるところ、
そして夕飯に暖炉でマフィンをあぶって
食べるところが大好きだ。

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思い立って、床にマスキングテープを
貼り、娘と遊ぶ。
丸いのが岩で、外は海。怪獣がいて、
落ちると食べられる。
ジャンプして跳び移る。
娘はドスン!とものすごい音をたてて
思い切り海に落ちながら、上手に
ジャンプしていた。楽しかった。


引っ越したら、マンションの下の階に
迷惑がかかるから、もうこういう遊びは
できないかなあ。
最終的に、いろんなテープを貼って遊んだ。



翌日、朝一番ダッフルさんに
「どうしたのこれ」
問われた。

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先日、お風呂で娘に
「おっぱい、か〜わい〜!」
と尻上がり気味に言われた。
そして
「ならんで、すましがお」
と言われて、何とこたえていいか
全然わからなかった。