空港と日々のあれこれ


ダッフルさんや私の、そしてもしかして娘の、
ウィークデーの小さなうつうつや疲れを晴らすべく、
今日は家族3人で思い立って、バスに乗って
羽田空港国際線ターミナルへ。



大きくてきれいなお雛様が飾られていて、
うっとり眺める。
娘が生まれてから、どんどんお雛様が好きになる。
我が家にあるのは、実家の両親が買ってくれた
小さいお雛様だけれど(こちらも年々好きになる)、
七段飾りの、すべて揃ったお雛様にも、
初めて惹かれるようになった。
娘もキョーミシンシンのよう。
この間、図書館で『もりのひなまつり』(こいでやすこさんの絵本)を借りた。
これもお雛様の人形たちが登場する絵本で、
家にあるお雛様にさらに愛着が出た。
娘は、
「あかりをつけましょぼんぼりに~」
の一番?の部分をいつの間にかすべて歌えるようになっていた。


歌うのが好きになったみたい。
前から好きなのは、
「むらのちんじゅのかみさまの~」
の、「村祭り」。
にほんごであそぼ」にて出会う。
他には、「あれまつむしがないている」の
「虫のこえ」も好き。
私が「ガチャガチャガチャガチャくつわむし」と歌っていたら、
すごい早さで玄関まで行って、自分の靴を
両手に履いて走って戻ってきた。
「くつわむし」=靴の発想だが、その時はなかなかわからなくて、
キョトンとしていたら、
「あれどうしちゃったのお母さん、靴ですよ、靴!」
という心配顔をされたことが忘れられない。

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相変わらず、自分が言った言葉を人が復唱しないと納得できないよう。
でもまだ不明瞭な言葉も多く、不意に飛び出た単語は
ぴんとこないこともある。
その母のキョトン顔に激怒。泣く泣く。
しかし、ここ最近は、わかってもらえるまで
その言葉の周辺情報を付け足して説明することが
増えてきた気がする。


この間、娘が絵本を声に出して読み遊び
(字を読むわけじゃないのでこう名づける)
をしていたとき、
「まどかちゃん」
と言いながら何か探し始めたのに、見つからなくて、私のところにきた。
でも、まどかちゃんがわからない。
キョトンに激怒。あ~また~と思っていたら、半分泣きながら
「ごほん、もういっこない~」(ご本、もう一個ない)
「ずんたか ずんたか おどったり~!!」(作中の言葉)
と叫んで説明してくれたので、
「まどかちゃん」=『マトリョーシカちゃん』(かこさとし作)だとわかった。
そして無事、洗濯物の下に隠れていた絵本を見つけてあげられた。
そんな「やりとり」ができるようになったのだ。

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1歳まではお母さんと二人でもいいけれど、
2歳以降は他の子どもや大人が集まる場所に
積極的につれていって、と、この間「すくすく子育て」で言っているのを見て、
不安定期特有の焦りから、2日続けて、
地域のボランティアイベントや、児童館へ。
児童館では、久しぶりのボールプール。


娘の「他の子嫌い」や、私の「ノロ恐怖症」(大げさ)によって、
今年初めてだったけれど、思ったより楽しく遊べた。
娘は、3歳児の年上ちゃんの集団の中にも
物怖じせず入っていけた。
相変わらず、同い年や年下は苦手なようで、
かまり立ちしている赤ちゃんの手を引き剥がそうとしていて
びっくりして止めたときは冷や汗。
でもそのあと、フラフープを渡して
「いっしょにあそぼ!」
とも言っていて、それにもびっくり。
たくさんの子どもたちに混ざっておもちゃを片付けている姿を見たら、
なんとなくもう、幼稚園生にみえた。



最近はご飯をもりもり食べる。
後半、手が止まったときに
「もうごちそうさま?」
ときくと、必ず
「まだあべる!」(まだ食べる)
と言う。
先日、寝言でも「まだあべる…」と言っていた。
ずっと中肉中背?だったけど、
最近ちょっとポッチャリしてきた気がする。

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おやつを、ひどい手抜きながら何となく作る日々。
黒豆の蒸しパン(ホットケーキミックス使用…)。
熊本のおばあちゃんが育てた柚子で作った
柚子ハチミツも入れてみた。
顔みたいで少し怖かった…



グルテン過敏症というものを初めて知って少し怖くなる。
自分がそうなのかは全くわからないが、
最近、体調を改善するものに何でも
少しキョーミシンシン。
体調についてはまた今度書く。

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寝室の壁にあるカレンダーに、毎晩寝る前に
今日の日付にバツをつけて寝るのが、娘との日課
予定がある日(歯医者とか、電車で遠出するとか)は、
前もって絵を描きこんで、毎日ちょっと説明する。
そうすると、苦手なものも心の準備ができるのか、
多少スムーズにいくようになった気がする。
もちろん、楽しみな予定はさらに楽しみになるし、
早くやりたいけど、まだこれだけ先だよ、と
たしなめる?こともできる。



写真は、ダッフルさんに頼んで代わりに描いてもらった日。
「明日は、あーちゃんがお母さんとボールプールに行く日です」
と説明していて、後で見たらすごく脱力、そして癒しだった。
ほのぼのした。
今週は、心が幸せになるお届けものが郵便で同時に届き、
いろいろな人やものに励ましてもらっていることを感じた。
それから、今日やっとフィギュアスケートを見て心熱くなった。