2歳2ヶ月とバレンタインと胎内記憶


娘はただ今2歳2ヶ月。
イヤイヤ期真っ盛りなんだろうなあと思う。
もしかしたらまだまだピークは先かもしれないけれど。
自分のやりたいことをはっきり主張するようになり、
それが通らないとすぐに大泣きするように。
それから、わざと反抗することも増えた。
とりあえず「イヤ」と言うことがたくさんある。


何か「しよう」と持ちかけると、遊びと食事以外は
たいてい「しない」になるし、何か私がするときは
決まって「あーちゃんが!」と言って、やらせてくれない。
なぜやらなきゃいけないのか、お母さんがやったほうが
いいのかを言い含めたりするけど、たいてい効き目はないので、
最近は
「終わったら教えてね」
と言って、やりたいと言っていたことをしばらく
好きにやらせて、私は遠目に見るか、目線をそらして
ボーッとするタイムを過ごすことにした。
そうしたら、じっくりやりたいことができるとわかって
ホッとする顔をしたあと、わりとすごく短い時間で
サッとこちらに来るようになった。
やれるとわかると安心するのもあるし、魅力が薄れるのもあるのだろう。
母親はボーッとして見てないし…。


余裕のあるときは、じっくり付き合って楽しく過ごすことも
もちろんあるけれど、余裕がなくて頭がいっぱいのときは、
気持ちを落ち着ける意味でも、一度電源を落とすみたいな
テンションで接するのもいい。
大声あげるよりはいい。
まあ、大声もあげてるし、泣かせてしまうことも多いのだが…
(つい昨日も、娘にとっての厄日といえるほどひどく機嫌の
悪い母だった。もうこうなると、謝りすぎて、
謝ればいいというわけじゃない…。)
大声じゃなくても、嫌味のようなネガティブな言葉を
投げつけてしまうのもよくある。やめたい。
(これについてはまた今度書きたい)
つまり、毎日が試行錯誤と反省の嵐。



あと、同じような話で、最近オムツ替えを嫌がるようになっていて、
ウンチをしても「してない!」と言うようになってしまったのだけど、
「そっかー、残念。お母さん、あーちゃんがウンチしたら
ヤッター!って言うよ。今度出たら教えてね」
といったん引く感じで言うと、すぐに
「出た」
と言ってくれるようになった。
これは今のところ成功率100%だけど「ヤッター」を
言い忘れないように気をつけないといけない。
ちなみに、トイレトレーニング的なことはまだしていない…。


好きな遊び。
「うみに…すてて~」
と苦しそうに言いながら、届くか届かないかの距離で
物を渡しあう(ラピュタより)。
ダッフルさんが仕込んだ。

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今日はバレンタインデー。
何か手作りしようかと思ったが、結局、無印良品
店頭のディスプレイで見かけて可愛かったのに惹かれて、
ハート型のマドレーヌ(無印の)にチョコペン(無印の)で
デコレーションするというのを、そっくりそのまま
真似してみた。
(無印で売られている手作りキットですらない。)
娘と昨日の夕飯後に作って、今朝ダッフルさんに
プレゼントした。紙袋には娘にダッフルさんの顔を描いてもらい、
ハンコなどもおした(写真とりわすれた)。
ダッフルさんは会社で食べたらしい。そして夜帰宅して会話するまで、
全部手作りだと思っていたみたい。


そんなバレンタインデーは、1日中雪が降り続いていた。
絵の具遊びをしたり、小麦粉粘土で遊んだり、
家の中で過ごした。
小麦粉粘土に絵の具を混ぜてみたら、なんともいえない色合い。



写真は、私が作ったおばけと団子を娘が組み合わせたもの。
サイケな帽子をかぶっている。
団子は、おばけのマスクらしい。


おかあさんといっしょ」の人々を描いたので、
やぎさんゆうびん」風に名前を書いてみた。
りさお姉さんが小さくて可愛かった。
よしお兄さん、帽子も描いてと頼んだら、
赤でちいさく描き足してくれて笑った。



私の元気がなかったのと、最近娘がスマホで撮った自分の動画を
見るのが大好きになっているのがあるので、
昨日思いついて、PCで娘の生後すぐから赤ちゃん時代の
動画を二人で見てみた。楽しかった。
その中に、まだ娘がお腹の中にいた頃の動画もあった。
妊娠後期で、見た目に胎動がわかるくらいよく動くので、
面白くて私が自分のお腹を撮影したもの。
(服は着ていた)
これは面白くないかなと思ったら、意外にも娘がいちばん気に入り、
何度も見たいと頼まれた。
私が、お腹をポンポンと叩いて
「もしもし?」
と話しかけるところで爆笑するのを繰り返していた。
自分がお腹にいることも、わかっているみたい。


これは…胎内記憶について質問する機会がやってきたのでは!?と緊張。
お腹の中はこんなふうだったとか、産まれる瞬間の感覚とか、
またはお腹の中にやって来るまでの経緯まで、
幼い子どもが詳しく話すことがあるというのを以前本で読んだ。
本では、少し大きくなると記憶が薄れるし、あまり何度もきくと、
イメージが上塗りされて創作のお話になってしまうので、
タイミングとさりげなさが大事というようなことが
書いてあった気がする。


まだ早いのかな、どうなのかな、と思いつつ、サラッと
「お母さんのお腹にいたとき、どんなだった?」
ときいてみたら、
「おふとん!」
と言う。
「おふとんでねんねしてたの?」
ときくと、
「おっちんぼ!」(起きてた、の意)
と言う。
「おふとん何色だった?」
ときくと、
「ピンク! ナス(紫色)じゃなくって、ピンク!」
とのことだった。
さらに、ちょっと不明瞭だったけど
「おふとんなくなって、めめ(目)みえなくなった」
というようなことも話し出した。
おおと思ってドキドキした。
もうこれ以上はだめだ、また次の機会に…と思いつつ、
我慢できずに質問攻めしてしまった…
「お腹の中で、何してたの?」
ときいたが、
「もしもし!」
と、動画の私の物真似を繰り返すだけだった。
またしばらくしたらきいてみよう。



午後は、雪がだいぶ積もってきたので、長靴をはいて
また神社にいってみた。
二人で足跡をたくさんつけて遊んだ。
娘が
「ワンワン! ワンワン!」
と言うので、何かと思って見てみたら、
入り口の柵のところに、最近家の中で見かけなくなって
探していた娘の帽子がかけてあった。
おそらく、落としたあと誰がが拾ってかけてくれたのだと思われる。
娘が見つけなかったら気づかなかった。良かった。



この帽子、姉が一昨年にくれたもの。
GAPらしいが、ほのぼの脱力感が好きだ。
さいころ、抱っこ紐の娘にかぶせて歩いていたら、
前からきたおばさんに
「わ!びっくりしたー。犬抱っこしてんのかと思った」
と大声で言われたことがある。ピンクの犬…


この帽子をかぶって公園にいくと、一時的に他の子どもたちに
とてもモテる。
気づけば、長くお世話になっている。

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今日のいいとも、欽ちゃんが初めてテレフォンショッキングに出ると
偶然知って、録画して見ることができた。
しかも、石橋貴明が新レギュラーとして加わっていた。
よくわからないが、すごいものを見た。
華丸大吉の二人が
「こんな歴史的な日に僕らでいいんですか…」
と低姿勢でコーナーゲストに登場していたが、
みんなそんな感じで胸いっぱいだったろう。
気づけば2月! ああ。
うかうかしていられないんだ。


そして「おかあさんといっしょ」のメンバーは、
来年度も変更なしらしい、という情報を、
ファンサイトなどをチェックしてみて知った。
卒業に関して、みんなとても一喜一憂していた。
今月の歌「地球ぴょんぴょん」のラストでみんなが
手を振っているから、卒業ソングかもしれない…とか。
気持ちすごくわかる。
そして、本当に幸せな番組だなあと思った。
とりあえずホッとした。


なぜか長くなってしまった。