ニャンちゃんと娘

お正月、実家に帰省中に、
同じく実家に帰ってきていた幼なじみの
Aちゃんと会うことができた。
昨年からAちゃんと暮らしはじめた、
猫のニャンちゃんにも。
前回会ったのは夏休みで、そのときも今回も
動物好きの娘を連れていった。


娘、元旦のダッフル家訪問時には人見知りで
大泣きしていたのに、Aちゃん宅では
まったくのリラックスぶり。
和みまくっていた。
思えば娘は、Aちゃんには人見知りしない。
そして思い起こしてみると、妊娠中にAちゃんに
メールを打っていると激しく動いていた。
Aちゃんが好きなんだと思う。


ニャンちゃん、夏より大きくなっていて
ますます可愛くなっていた。
私も娘もメロメロ。また会いたい。


娘がけっこう乱暴に触れていたので、
ニャンちゃんもちょっと困った感じで
ハラハラしたけれど、Aちゃんの
「でも嫌だったら自分でどこか行くから」
の一言でホッとした。
そして、猫ってそこがいいんだよなあ! と
思い出して感動した。
娘はしつこく、グリグリ触っていて、
ニャンちゃんはとうとうその場を離れたけど、
また戻ってきて、娘にすり寄ったり、
思わせ振りに通りすぎたりしていて、
そのたびにグッときた。
猫に嫌がられていない、しかもちょっと
興味を持ってくれている、これは
人生においてのご褒美とも言っていい
喜び、ではないかと思うくらい嬉しい。


一緒に暮らす猫を思う気持ちと、
我が子を思う気持ち、そして育てる大変さの
共通点を話し合った。
動物と子どもって、本当に同じ部分が多い。
ずっとワンコと暮らしている背番号30番女史の
出産に際しても思ったけれど、動物と暮らしていた人は
そうでない人より、子育てが上手、というより
子育ての急な坂道をそれほどきつく感じないだろうと思う。


それにしても心落ち着くひとときだった。
娘も私も幸せな時間を過ごした。


                                                                • -


昨日の日記に書いた毛糸の帽子、
今日外出前にサッと娘の頭にかぶせてみたら
嫌がらずにいてくれたので、
写真をたくさん撮ってばあばに送った。
そして公園に遊びに行った。
寒かったのでちょうど良かった。
薄紫のどんぐりみたいだった。




娘が今日描いた絵。
なんの絵か要領を得なかったけど、
なんだか明るい気持ちになれる絵で
気に入った。
何となく春が近くにいる気分になれた。