記憶と祈り

昨日は体調が悪かった。
生理前の症状だと思ってたら、夜からどんどん
しんどくなり、
「これ…去年ノロをやったときの感覚に似てる」
と気づいたら震えた。
去年もまさに、症状がでる前は
「生理くるかも」
と思ったのだった。
目の前真っ暗。
結局、ダッフルさんの協力で早めに寝かせてもらい、
朝起きたら落ち着いていた。
ノロではなかった!
よかった。


去年娘と私が年末にノロウイルスで倒れた。
すごく辛かったので、今年も流行っているときくと、
外出が本当は今すごく怖い。
あのときのことが頭にこびりついている。


それとは別に、去年娘が入院を繰り返していたときのこと、
入院に至るまでの毎日の様子などを、寝かしつけなどの
ボーッとした瞬間に、詳しく思い出して、すごく
怖くなってしまうことがある。
たまらない気持ちになる。


娘が体調を崩すことがすごく怖くなってしまった自分がいる。


今日の寝かしつけのときもそうだった。
だから、元気で、眠れなくて壁を
「とんと~ん」
と叩いたり、私の上によじ登ったり、いつもは私に
「こらー、ねんね!」
と叱られることをして起きている娘が無性に愛しく思えて、
「おっきして、ご本読もうか!」
と声をかけた。
娘は大喜びで跳び跳ねて起きた。
たくさん本を読んだ。夜遅くまで。
すごーく幸せなんだと思った。
幸せ幸せ。ありがとう。


娘は私に、
「今この瞬間が幸せ」
と、思ってもいいという自信をくれた。


写真は、娘が描いた「ばあば」と、
ばあばが私にくれた毛糸の靴下。あったかい。