仲直りしよう



今日は、児童館でボールプールをやるというので遊びに行った。
ボールプールは10分くらいで飽きて、別のことをしていた。


この間、児童館でお話と手遊びの会をするからどうぞ、と
公園で誘われて行ったのだが、娘は、お話の人形を触りたくて、
それを止められて大泣きして、5分で退場となった・・・。
他の子は、娘と同じくらいの子も、大きい子も小さい子もおとなしく座っていて
娘をポカンと見ていた。
このポカンが苦手で、児童館にはあまり行けていない・・・。
きっと娘もポカンが嫌いなんだと思う。
自由に遊べるスペースに行ったら、機嫌を直していた。


今日のボールプールも、わりと自由に遊べる感じだったのでよかった。
こういう日に少しずつ行こうと思う。
保育園をやめてから、母の影響で人見知りがさらに強くなっているから・・・。
まあそれでもいい、とも思うのだけど。


そういう時期なのかもしれないが、娘はいま、やりたいことが制約されたり、
自由に遊べなかったりすることが大嫌い。
だからほかの子が自分の遊びたいもので遊んでいたらすごく嫌がる。
そしてそれを、ものすごくあからさまにオープンに表現する!
それはこの時期の特徴なのかもしれないけれど、
表現方法がダイナミックなので、母は汗をかく。
公園で2人で遊んでいると穏やかだけれど、なんとなくそれでは足りない気もする、
という気持ちもある。

同じくらいの子が、すごくかわいらしーい声で
「いやいやいや」
と駄々をこねているのを見ると、遠い気持ちになる。


夜、
「今日児童館で、ボールプールしたね〜」
と話すと、
「あーちゃん、えーん」
と泣き真似をする。
泣いたことを覚えているんだなあと思って少し感心する。



昼寝してくれなくて、少し険悪な感じになったのだけれど、
そのあと気を取り直して、音楽を聴きながら一緒に洗濯物を畳んでいたら、
少しずつ気持ちが戻ってきて、娘と笑顔になれてよかった。
プレゼントしてもらったフックブックローのCD。
傑作さんとリリックの伸びやかなデュエットが大好き。
元気をもらった。


ケンカしてたわけじゃなくて、母親が一方的にプンプンしていただけなのだが、
「ごめんね、あーちゃん。仲直りしよう」
と娘に持ちかけて、許してもらった。
子どもってなんて、心の広い、かっこいい存在なんだろう。
私は、自分で曲げた心の芯を、自分でまっすぐにする練習を、
毎日させてもらっているのだと思う。



夕飯の後、テーブルに着いたままで、
お弁当の歌(おにぎりおにぎり ちょいとつめて)を
一緒に歌った。盛り上がった。
スープに入れていたレンコンを、娘が思いのほか気に入ってくれたため。
ちょっと照れるぐらいものすごく幸せな時間だった。