こんな日もあるよね

 散らかりすぎている部屋


回復傾向かと思いきや・・・
やはり自己管理大切。母親は特に。


午前中は外出するも、昼寝の短い娘の体力について行けず、
午後はまたトトロのお世話になってしまった・・・
母親の自己管理大切・・・(しつこい)


そして気づいたら、娘はおやつにおせんべいの小袋を3つ平らげていた・・・
まあ、私が開けたのだが・・・うっすら記憶はある。


少ししゃっきりしたあと、反省して
「あーちゃん、ごめんね。お母さん具合悪かったから
 ずっとねんねしてたね・・・ごめんね! 大好きだよ!
 これからたくさん遊ぼう!」
と謝ったら、ギュッと抱きついてくれたので、ウルウル—だった。
まあ、このような状況がよくあって、そのたびに私が
「ごめんね」
と娘に抱きつくので、その流れを再現しただけかもしれないが・・・
それでもグッときてしまった。反省の一言。


そんなわけで、今日は家事も放棄して、家の中がとんでもなく散らかり、ぐちゃぐちゃ。
それでも機嫌よく遊んでくれる娘に感謝。
夕飯はうどんを作ったが、大根やひき肉など色の薄い具ばかりで作ったため、
一目見て娘に
「ちろ(白)ちゅるちゅる(うどん)」
と言われた。
さつまいもとりんごの煮物なども作ったが、
食卓全体が薄い感じだった。


子育てをするのに、元気や自信を保つために、
必要以上に自分を責めないように、疲れないように、
無駄なエアポケットにはまらず前に進めるように、
必要なのは、たまに来る不調な時期に
「こんな日もあるよ」
という言葉で、状況を肯定することが大事だと、心から思う。


でも最近は、毎日「こんな日もあるさ」と言い続け、
むしろ「こんな日」が正となりつつある気がする・・・。
その自覚があるうちに修正しないと、このまま娘が大きくなっていってしまう・・・


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「同じ」ということが嬉しい時期らしい。
絵本の中の登場人物と自分が同じ色の服を着ていると嬉しそう。
「おじ、おじ」(おんなじ、おんなじ)
と言って見比べている。


おむつ替えや風呂上りなど、おむつをつけたり服を着たりするのを
たまに嫌がるようになった。
今日も、お風呂のあと服を着るのを嫌がって逃げていたので、
おむつ1枚で絵本を読んでいた。
本の中で、ぶたさんが黄色い服を着ている絵があったので、
ちょうど用意していた肌着が黄色だったため
「ほら!ぶたさんと同じ黄色だね〜 いいね〜」
と言ってすかさず着せてみたら、
まんざらでもない薄ら笑いで
「イイネ〜!」
と言って喜んでいたので笑った。

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4カ月で退園してしまった保育園。
でもまだその記憶は残っているよう。


絵本の中で、歯磨き粉と歯ブラシが出てくる絵を見て
「ほいけ!」(保育園)
と言ったりする。何か似たようなものを見たのか。
今日はテレビ「いないいないばぁ!」で
「げんこつやまのたぬきさん」の歌をやっていたので、
私が嬉々として踊りながら歌っていたら、
「あんぱん!」
(保育園にアンパンマンの絵が飾ってあったので、娘は園のことを
 アンパンと言っていた)
と言い放って、ドライな(知ってるよこれ)という感じでいたので、
なんだか少しポツンとした。


でもたった4カ月だったけど、娘の中にちゃんと思い出らしきものが
残っているのはとても嬉しいことだと思う。


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夜、スピッツの新しいアルバム「小さな生き物」を、
初めて歌詞カードを見ながら聴いていたら、グッときすぎて心が痛くなった。
頭も痛くなった。泣きたくなった。
もし1時間くらい時間をもらえたら、1人で海を見ながら、
またはスタバの窓際の席で道行く人や車を見ながら、
この音楽を聴きたい。
でも、昔は簡単にできたこんな時間があったとしても、
今は私の心にはいつでも娘がどこかにいるんだと思う。



負けないよ 僕は生き物で 守りたい生き物を
抱きしめて ぬくもりを分けた 小さな星のすみっこ


負けないよ 僕は生き物で 守りたい生き物に
出会えるって 思いもしなかった もう一度果てをめざす
<小さな生き物/スピッツ