あっかっか!<トマトさん>

週末の始まり。
今日は買い物があるため、午前中早くからバスに乗って出かける。
バスとベビーカーと、自由に動けない娘は、極限までふんぞり返って座り、
うつろな目をして、あからさまな
「すごくつまらなくて退屈しています」
という態度を示していた。
お詫びに、大型スーパーの中の遊び場で少し遊んで帰った。
やっと体を動かせて楽しそうだった。


娘より大きな女の子が来て、
(何歳くらいだろう・・・子どもの年齢がいまだにわからない・・・)
「おなまえなんていうの?」
「おともだちになろう」
と言ってかまってくれた。すごくかわいかった。
娘はとまどって薄ら笑いを浮かべていた。


別の、こちらはまだハイハイとつかまり立ちの男の子が、
ものすごく笑顔で娘に近づいてきて笑いかけてくれたのだけれど、
娘は大慌てで走って私のところに逃げてきた。
その後も、その男の子は高速ハイハイで娘のところに来ては、
笑いかけたり、握手を求めたりしてくれたが、娘は逃げ回っていた。
来られると拒むタイプかもしれない。


保育園以来、他の子と接する機会がなかなかないから
慣れないのかも。どうにかしなきゃなあと思いつつ、
まあいいかという気もしている・・・。



ところで、今日書店で、加古里子さんの『どろぼうがっこう』の
続編が2冊出ているのを見て、おったまげた。
『からすのパンやさん』に続き!!
この作品も大好きだったので、帯の
「おかえりなさい、くまさかせんせい!」
(だったと思う)の言葉を見たときは、ジーンとしてしまった。
絶対欲しいなあ。
しかもタイトルが
『どろぼうがっこう ぜんいんだつごく』
『どろぼうがっこう だいうんどうかい』
だよ・・・。すごい。



午後は、ダッフルさんと2人で、「おおちいシュー」の公園に行っていた。
自分1人で滑りたかったのに、3回のうち2回はダッフルさんが抱っこして
滑ってしまったため、ギャン泣きしたそうだ。
3回目にやっと手をつないで一緒に怖々滑ったら、やっと満足したとのこと。
大変だったらしい。
わかる。私はこの間、最後には手をつなぐことも拒否されて、
最終的にひっくり返りながら1人で滑る娘を横目に滑った。
なんて怖いもの知らずの娘か。


ダッフルさんは
「大人で滑ってるの俺しかいなかった・・・」
と言っていた。

                                                                                                                                                  • -


私の体調の不調、ピーク。
あまりにも頭が働かなくて、日本語がおかしい。
日常の動作や家事もものすごくノロノロペース。
言動も刺々しく、今日はダッフルさん本当にお気の毒・・・。
いろいろありがとうと言いたいのだ。本当は。


でもこれからは調子が上がっていくはず。
元気になりたい。とりあえず鉄分と温かいものをとろうと思う。

                                                                                                                                                  • -

トマトさん (こどものとも絵本)

トマトさん (こどものとも絵本)

いま図書館で借りていて、娘が大好きになっている絵本。
毎日何回も読んでいる。
この間じいじが来たときに、この絵本を見ながら
「トマトさん、真っ赤だね〜 まっかっかだね〜」
と娘に話しかけていた。
それ以来、この絵本を見ると
「あっかっか!」
と言うようになった。
「じいじ!あっかっか!」
と叫んでいてかわいい。


暑い日、大きなトマトさんが小川に入って泳ぎ、河原でひとやすみするところが
何とも言えず気持ちよさそう。
娘は、トマトさんの横で、とかげが葉っぱのお布団で寝ている絵を指さし、
「ハッパ! おふと! あーちゃん!」
と叫んで、寝室の布団のあるところ行き、
寝転がってタオルケットをかけて、自分の体をトントンして寝たふりをする。
毎回する。律儀だなあと思う。
でも実際に寝るときは、トントンなどでは寝てくれない・・・。


娘、最近「寝たふり」ができるようになった。
でも娘の寝たふりは、目をつぶらず眉をしかめているだけなので一瞬わからない。
「ぐーぐー、すーすー」
と寝息っぽいことを口に出して初めてわかる。


                                                                                                                                                  • -


娘は最近、よく歌を歌っている。
手も動かして、踊りながら。
でも、私が
「あーちゃん、歌って」
と頼むと、
「・・・かーたん!」
と恥ずかしがって私に歌わせる。
「じゃあ、一緒に歌おう」
と言うと頷いて、私が歌うと、それに合わせて
ものすごく小さなささやき声か、口パクで歌ってくれる。
踊りながら。
終わった後、
「やったー!じょうずー!」
と褒めると、小さく笑う。それを見るのが好き。