うさぎのおいも
今日、姉がスイートポテトを作ったからと、
実家の母が届けに来てくれた。
スイートポテトはうさぎの形だった。
保育園の管理栄養士をしている私の姉。
先日保育園で出したメニューとのことだった。
優しい味ですごくおいしくてかわいかった。
娘(いも好き)も喜んで食べていた。
うさぎの目は、柔らかくしたレーズン。
保育園では、小豆で作ったらしい。
母の実家の熊本から届いた、シソの実の佃煮と、蕗の煮物も
もらった。うれしい。
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連休中、娘とたくさん遊んでくれたダッフルさん。
夕食後、私がお皿を洗っていたら、
ダッフルさんが娘に向って『パンツのはきかた』という絵本を持ち出して、
「ほら、いくよ。
『はじめに かたあし いれるでしょ』
はい、片足いれてー」
と、ズボンのはき方を教えながら履かせていた。
声だけきいていて、ほのぼのした。
娘、やわらかいパジャマみたいなのなら、
だいぶズボンを自分で履けるようになってきた。
お尻にひっかかった後ろの部分を引っ張り上げるのがまだ難しいらしい。
というか、お尻がそんなことになっているということがわからないみたい。
たまにひとつの穴に両足入れて、それで納得して上まで引っ張り上げて、
超ミニスカートのボディコンになって歩いていてかわいい。
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庄野さんの本。
『明夫と良二』を読み終わって、
『鉛筆印のトレーナー』を読み始めた。
フーちゃんが小さい頃のお話。
娘と同じくらいのフーちゃんの話が出てくると、すごく不思議。
この本を読んでいた、自分が大学生だったころのこの本の雰囲気を
思い出すと、全然違う本を読んでいるような、2人の自分が二重で
読書をしているような、不思議な体験。
フーちゃんはすごくかわいい。
「豆タンクみたいな」(と庄野さんはフーちゃんを形容する)、
小さな体をすみずみまで、パツパツにするくらいに命とエネルギーが
詰まっている。子どもってそうなんだっていうのが、
今は感触としてわかる。また新しく楽しく読める。
そして、『明夫と良二』を読むと、彼らの大人に、親になった姿を
タイムスリップして読めるのが本当に興味深い。
21日は、お命日だった。
もう4年。
不器用すぎて出産してからとんと本を読めなくなったが、
こうして読んでいるのは庄野さんの本くらいだ。感謝だ。
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今日はダッフルさんが娘を肩車して外を歩いているところ見れた。
昨日、2人でそうして近所を歩いたそうだ。
そのときはスムーズにおとなしくしていたそうなのだが、
荒れていた今日は、自分で歩きたがって、ダッフルさんの肩の上で
くねくね動き回って降りようとしていた。
ダッフルさんは何度も試みていた。
今思い出しても少し幸せな気分になる。
(しかしこの散歩は疲れた・・・と、帰り着いて玄関でダッフルさんと称えあった)