だるまちゃん絵本
娘は、いま空前のだるま&てんぐブーム。
私の実家に遊びに行ったとき、柿生のだるま市で買った大きなだるまと
出会ったこと、そしてばあばにお土産でもらった厄除けのてんぐ飾りが
気に入ったのがきっかけ。
特にこのてんぐ飾りが大好きで、一緒にご飯を食べたりする。
「あんまー」(だるまー)
「あんぐー」(てんぐー)
「あんぐ、あむー、どうじょー」(てんぐさん、ご飯どうぞー)
と言って、親しんでいる。
だから、絶対好きだろうなあ!と気づいて、私が持っていた加古さんの
「だるまちゃんとてんぐちゃん」を出してきて見せたら、案の定ものすごく
気に入った。そして今は、毎日毎日、1日中、何度も何度も読んでくれとせがむ。
- 作者: 加古里子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/11/20
- メディア: 単行本
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他に「だるまちゃんとかみなりちゃん」「だるまちゃんととらのこちゃん」を購入したが、
同じように大好きで、ほとんどこのだるまちゃん絵本しか持ってこない。
何度見ても飽きないようで、自分ひとりでパラパラめくって眺めていることも多い。
図書館で「だるまちゃんとだいこくちゃん」「だるまちゃんとうさぎちゃん」も借りて
読んだが、やっぱり好きだった。
(今調べたら、「こどものとも」のものも含めて全部で7作でているらしい。
なんとなく幸せな気持ちになった・・・)
自分が読んでいた、しかも大好きな加古さんの作品を、娘が気に入ってくれて
とてもうれしい。そして同じ絵本を何度も何度も読んでもらいたがるという状況に
憧れがあったので、それもうれしくて小鼻が膨らむ。
しかし、あまりにもなので、最近はテンションが低くなるときも多い・・・。
今日は、「だるまちゃんとうさぎちゃん」に出てくるやり方で、りんごをだるまちゃんにして
娘に出したら、びっくりしてケラケラッと笑っていた。うれしかった。
もちろん、娘は「おかあさんといっしょ」のかぞえてんぐも好き。
あのかぞえてんぐの鼻から出てくるの、花で統一すればよかったのに・・・
「鼻」と「花」のだじゃれ、ということすら離れ、毎回小物を作る大変さ・・・を思うと
少し心配になる。
クレヨンでお絵かきして遊んでいるとき、よくてんぐさんの絵を描いてと頼まれるが、
そのときてんぐの鼻から歯ブラシが出ていないと娘に指摘される。
かぞえてんぐの影響である。お絵かき帳には、気持ち悪いてんぐの絵がいっぱい。
でもなんだか好きなコーナーだ。
「だるまちゃん」絵本も、幸せな楽しい雰囲気がいっぱい漂っている。
読んで幸せになる絵本を、毎日娘と楽しめてうれしい。