だるまちゃん絵本



娘は、いま空前のだるま&てんぐブーム。
私の実家に遊びに行ったとき、柿生のだるま市で買った大きなだるまと
出会ったこと、そしてばあばにお土産でもらった厄除けのてんぐ飾りが
気に入ったのがきっかけ。
特にこのてんぐ飾りが大好きで、一緒にご飯を食べたりする。


「あんまー」(だるまー)
「あんぐー」(てんぐー)


「あんぐ、あむー、どうじょー」(てんぐさん、ご飯どうぞー)


と言って、親しんでいる。


だから、絶対好きだろうなあ!と気づいて、私が持っていた加古さんの
「だるまちゃんとてんぐちゃん」を出してきて見せたら、案の定ものすごく
気に入った。そして今は、毎日毎日、1日中、何度も何度も読んでくれとせがむ。


だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん


他に「だるまちゃんとかみなりちゃん」「だるまちゃんととらのこちゃん」を購入したが、
同じように大好きで、ほとんどこのだるまちゃん絵本しか持ってこない。
何度見ても飽きないようで、自分ひとりでパラパラめくって眺めていることも多い。
図書館で「だるまちゃんとだいこくちゃん」「だるまちゃんとうさぎちゃん」も借りて
読んだが、やっぱり好きだった。
(今調べたら、「こどものとも」のものも含めて全部で7作でているらしい。
 なんとなく幸せな気持ちになった・・・)


自分が読んでいた、しかも大好きな加古さんの作品を、娘が気に入ってくれて
とてもうれしい。そして同じ絵本を何度も何度も読んでもらいたがるという状況に
憧れがあったので、それもうれしくて小鼻が膨らむ。
しかし、あまりにもなので、最近はテンションが低くなるときも多い・・・。


今日は、「だるまちゃんとうさぎちゃん」に出てくるやり方で、りんごをだるまちゃんにして
娘に出したら、びっくりしてケラケラッと笑っていた。うれしかった。


もちろん、娘は「おかあさんといっしょ」のかぞえてんぐも好き。
あのかぞえてんぐの鼻から出てくるの、花で統一すればよかったのに・・・
「鼻」と「花」のだじゃれ、ということすら離れ、毎回小物を作る大変さ・・・を思うと
少し心配になる。
クレヨンでお絵かきして遊んでいるとき、よくてんぐさんの絵を描いてと頼まれるが、
そのときてんぐの鼻から歯ブラシが出ていないと娘に指摘される。
かぞえてんぐの影響である。お絵かき帳には、気持ち悪いてんぐの絵がいっぱい。
でもなんだか好きなコーナーだ。


「だるまちゃん」絵本も、幸せな楽しい雰囲気がいっぱい漂っている。
読んで幸せになる絵本を、毎日娘と楽しめてうれしい。