1歳〜1歳1か月・成長と涙


11月30日に、娘は無事に1歳を迎えた。
そして今は、1歳1か月になった。
見守ってくれたすべての人に感謝。


娘は写真のとおり、正座が好き。


誕生日のすぐあとから風邪が続いて、ついに年末には
ウイルス性胃腸炎・・・私にもうつって大変だった。
お正月にはすっかりよくなり、それからは元気に過ごしている。
ご飯もたくさん食べて、よく笑う。


この1〜2か月の成長ぶりはすごい。
いろんなことができるようになっている。
大人の真似をよくするようになって、バイバイ、いやいやなどはもちろん、
歯磨きやペンで書いたりする動作もよく真似するようになった。
絵本にそういう場面が出てくると、思い出してやっていて、感動する。

かまり立ちもすっかり板について、最近は何もつかまらず立って
にっこりするのがブーム。まだしりもちをついたり、よろけたりするけれど、
すごく楽しそうに練習している。
立ったとき、エスパー伊東が「ハイー」とするときみたいなポーズになっていて笑う。


絵本を見て「アッ!アッ!」と指をさすようにもなった。


小さな穴に棒を入れるおもちゃ(100円ショップの灰皿にストローを
入れるだけだが・・・)がうまくできると、自分でパチパチ手を叩いて
自分を褒め称えている。


短い間に、すごく人らしくなっていくなあと驚く。

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12月に、看病疲れか、自分の体調不良からか、気持ちがどうにも沈んで
しかたないときがあった。
娘と一緒に遊ぶのがつらくて、お世話もしんどかった。
それが悲しくて、泣いたりしていた。


そんなある日、とても久しぶりに俵万智さんの『生まれてバンザイ』
という本を何となく開いて読んだら、涙が止まらなくなった。
この本は以前にも紹介したことがあるが、出産のときにプレゼントして
もらったもので、産後まもなく、ブルーになっているときに読んで、
よく涙していたもの。
久々にあらためて読んでみて、さらに胸にくるものがあった。


以下、引用


夜泣きするおまえを抱けば
私しかいないんだよと
月に言われる


舟になろう
いや波になろう
海になろう
腕にこの子を
揺らし眠らし


自分の時間
ほしくないかと問われれば
自分の時間を
この子と過ごす


おむつ替え
おっぱいをやり
寝かせ抱く
母が私にしてくれたこと



・・・
まだまだたくさんあるけれど、これらの歌を読んで、
泣いて、すごく心が軽くなった。
苦しかったことが、不思議なかたちでなぐさめられた。
言ってみれば、浄化されたような感じ。
何か解決方法が提示されたわけでもなく、ストレス解消とか、
癒しとかでもない。やさしいことを言われるわけでもない。
レールからずれてたのを、戻してもらったような、
思い出させてくれたような、という感じ。


本当にすごい力を持った本だなあとつくづく思う。
子育ては大変だけれど、こんなに心を揺さぶられることが詰まっている。
そんな陳腐な言い方しかできないけど、そういうことがこの本には
書かれている。
助けてもらった。ありがとう。


幼い子どもを育てている、心が揺れている、
すべてのお母さんにおすすめしたい!


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娘はこの間の土曜日、初めて1歩、2歩、自分1人で歩いた。
まだまだ偶然という感じだけれど、これからどんどん上手になっていくんだろうなあ。



今日、寝ている娘を抱いていたら、寝言で「おっぱ・・・」(おっぱいのこと)と
言っていて、キュンとした。
今年は、あまり病院の世話にならず元気でいてほしい。
たくさん笑った顔が見られますように。


そして私もダッフルさんも健康で仲良く子育てできますように!


生まれてバンザイ

生まれてバンザイ