3ヶ月・初節句にはしゃぐ大人たち

こども

桃の節句の昨日、両家の父母が来てくれて、
娘の初節句のお祝いをした。


娘はセレモニードレスを着てお出迎え。
抱っこと写真撮影の嵐で、とまどっていた。
そしてぐずっていた。



ダッフルさんのお父さんがちらし寿司を作ってきてくれた。
以前も食べたことがあったが、本当においしい。
心底おいしい。そして可愛らしい。
お重いっぱい、それを２段分いただいたので、
昨日の夕食、そして今日もお昼に食べた。
お腹がいっぱいにならなければ、ずっと食べ続けていたい。
そんな味のちらし寿司・・・なくなってしまったのがさびしい。
庄野さんの本に出てくる「かきまぜ」も、こんな感じなのかもしれない。
ダッフルさんいわく「やさしい味だよな」。


お寿司をお重から我が家のタッパーに移させてもらう際、
きれいに盛り付けてあるのを私がしゃもじで大胆に掬おうとしたら、
ダッフルお父さんが見かねて変わってくれ、まるで最初からそのタッパーに入れて
持ってきたみたいに完璧にきれいに移し変えてくれた。
シャッポを脱ぐ気持ち。
そしてその手先の器用さは、ダッフルさんには受け継がれていない気がする。


ダッフルさんのお母さんは、塩屋総本家の干菓子（おいしい！）と、
絵本『じゃあじゃあびりびり』をくれた。
ダッフルお母さんがボランティアでやっている、区のブックスタート活動で
しているのと同じように、絵本を読んでくれ、レクチャーしてくれた。
読み方が上手で、ききながら寝そうになってしまった・・・
（早朝から大掃除したので寝不足だった・・・）
欲しかった絵本なので、とても嬉しい。


モチコ家の母は、煮物を作ってくれた。
メロゴールドという果物や、娘の洋服もくれた。
ありがたい。
買ってあった苺と一緒に盛り付けて出す。
紅茶と、ダッフルさんが買って来たケーキも出して、お茶会。



全員がテーブルにはつけないので、かわるがわる誰かが自然に
席を立って、赤ちゃんを見たり、雑談したり、写真をとったり、
お雛様を見たり、和やかな会だった。
なんだか今思い出しても幸せな気分。
結婚式の次の日を思い出した。よかったなあ、みんな喜んでくれて。
そういう気持ちになった。よかった。

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娘は予防接種、寒い日の外出、そしてひな祭りと、
立て続けにイベント（？）が続いたので、ここ数日ぐずりが激しい。
そういうときは、とにかくおっぱいを求める。
前は「いいのかな？それで」と思っていたし心配もしたけど、
うちの娘なりの、解決方法を見つけた結果なんだろうなと思って
好きなだけ吸わせてあげることにした。
吸ったとたん目がとろんとする。
ずーっと吸い続けるときもあれば、すぐ寝てしまうときもある。
かわいい。
安心してほしい。たくさんの安心をあげたい。


娘は、ダッフルさんのお父さんに抱かれたとき、
お父さんの顔を凝視していた。その見詰め合ってる感じを
いまだに忘れられない。頭の形が似ていた。
娘は絶壁にはならないかもしれない。



ひな祭りに合わせて買った桃の花。
つぼみが次々に開き始めた。
少し目を離している間に、これもあれも開いている、という感じ。
ダッフルさんと
「あ！　これも咲いた」
「ここらへんすごいね。集中してるね」
「これも時間の問題だね、すぐ咲くね」
という話をした。楽しみだ。
すぐ咲くともったいないので、少し涼しい部屋に移した。



もうすぐ、娘は生後１００日を迎える。
長いようであっという間。でもやっぱり長かった気がする。


お食い初めのご馳走を私は作れそうもないので、
昨日の夕飯にダッフルさんのお父さん作のちらし寿司、
母の煮物やもらったかまぼこなどを並べて、
娘と一緒に写真を撮ってお食い初めのお祝いをした風の写真を撮った。
完全なる「お茶を濁しました」という状態。
でも良い記念になった。


ダッフルさんが空腹のときに写真撮影をお願いしてしまい
（しかもデジカメもダッフルさんの携帯も充電切れ、私の携帯は
　容量オーバーで手間取った）、明らかにダッフルさんが
腹ペコでイライラしていたので、申し訳なかった。
ダッフルさんは腹ペコのとき明らかに余裕がなくなる。
そしてお腹がくちくなると、心がとても広大になる。


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娘は、３ヶ月になった。


１〜２ヶ月の頃によく唸っていた。
夜、一晩中唸っていたこともある。
気にしなくていいと言われたが、やはり気になってしまったものだった。
３ヶ月くらいになったら唸らなくなると言われたが、
そんな日がくるとはとても思えなかった。
でも確かに、最近あんまり唸らなくなった。
そういうものなんだ。


つわりもちゃんと終わるし、体の痛みも癒えるし、
赤ちゃんは成長して、次々に新しい心配事も増える。
そういうものなんだ。


娘のことを、最近「アーポンちゃん」と呼ぶ。
たまに「アップルちゃん」とも呼ぶ。
娘がプロレスラーという設定にして、リングネームを叫び、
戦わせるようにしていろんな必殺技の名前を言いながら
足や手を動かす遊びをするのが好き。
娘はどうだか知らないが、私が好きなだけ。
今いちばんの必殺技は「プレッツェル・キック」。


足の指を折り曲げている様を見るのが好き。