おのこめのこ

久々に実家に泊まった。
思ったより退職金が出た、とほくそえむ母の作った料理をいただいた。
近所の人にもらったという鯛を塩焼きにしていて、
とてもおめでたい感じだった。母の退職を食べて祝った。


私が最近、さつまいもを尋常じゃなく好きだと言うことを
告げると、たくさんおいもを出してくれた。
私の食べっぷりを見て、
「おいもが好きなんじゃ、女の子かもね」
と言っていた。


私の通う産院は、基本的に性別を教えない(というかエコーで
性別を重視して見ない)方針で、こちらから特別きいたり、見て
わかったりしない限り、赤ちゃんの性別は生まれるまでの楽しみということになる。


なので、母の予想が当たるかも、生まれるまでのお楽しみだ。
母は、前回の「江」の影響で
「めのこかもね。おのこじゃなく」
とも言っていた。


そして元気にぼこぼこ動く私のお腹を触って、
「男の子ですか? 男の子なら、すぐに反応してください」
と率直に質問していた。
そしてお腹の子は無視していたので、本当に女の子かも知れない。

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さらに、昨日たっぷりと昼寝をしたダッフルさんが起き抜けに、
「自分の実家に、なぜか女子高生が4人くらい来ている夢を見た」
と言っていた。
なんでも、4人の中の1人が積極的で、あとの3人は付き添い、との
ことだった。そして大事なのは、私もその場にいるのだが、特に
嫌そうな顔をしていなかった、とのことだった。


それは、やはり腹の子が女の子ということかもしれない!
男3兄弟のダッフル家に、ついに女の子がやってくるということかも。
そう思ったが、しばらくして
「いや、ただ単にダッフルさんが良い夢を見た、ということでは?
 または男の子である腹の子の、将来の願望かもしれない・・・」
と思いなおしたのであった。


いずれにしても、やはり生まれるまでのお楽しみということだろう。

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この間、一緒に食事をしたAちゃんがプレゼントを送ってくれた。
本と、CD。心がとてもほくほくした。
CDは、お勧めしてくれていたハナレグミのもので、
とても嬉しく毎日聴いている。
のんびりするが、とても熱いものを感じる声と音楽だなあと思う。
夏はもちろん、これから肌寒くなっていく季節や、
凍えるような寒さの季節に、とてもあたたかく感じるかもしれない。
本当にどうもありがとう。

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今度、職場で送別会をしてもらうという母。
来てくれた1人1人に対してお礼としてあげるということで、
人数分より少し多めのタオルハンカチがたくさん袋に入って
置いてあったのを見て、キュンとした。
小分けの袋に入れるのやろうか? と言ったら、
これから母が、あげる人に合った柄を選んで自分でメモをして
入れるのだ、と言っていた。
きっと絶対喜ぶと思うよ、と母に言う。
本当にお疲れさま!


しかし母は休む間もなく来月から新しい職場へ。
そしてそれまでの1ヶ月、ヘルプで病棟に出る、と言っていた。
(母は看護士兼ケアマネージャー)
休めるんだろうけど、別に休まないよ、とのことだった。
本当にお疲れさま!