きれいな瞳と本棚

先日、幼なじみの友人、Aちゃんとご飯を食べた。
私の職場の目の前にあるお店まで遊びに来てくれた。


私の結婚式以来だったので2年半ぶりくらいだったのだが、
前のように楽しくおしゃべりができてとても嬉しかった。
Aちゃんは会うたびに本当にきれいになる。


0歳のときから隣りの隣りの家に住んでいた幼なじみ。
それが30歳になり、それぞれの場所でそれぞれの生活をしている。
社会人になってから頻繁には会えないので、いつもいろいろな
変化や、仕事の話をきくことができるのが楽しい。
会えない長い時間の間に、いろんなことがあって、いろんなことを
考えて、その隔たりが大きい分、こちらとそちらに橋を渡して
いろいろやりとりするのがとても面白い。
本や音楽の情報をいろいろきけた。


Aちゃんの彼の話や、お庭の話を聞けて良かった。
お勧めの波照間島にいつか行ってみたい。
そして、4姉妹で育ったAちゃんが、おばあちゃんの家に下宿(?)中に
初めて自分の本棚を持てて嬉しかったこと、そして今もその
本棚を大切に使っているという話がとてもよかった。
私も本棚が欲しい。本を大切にしたいと思う・・・。
(引っ越して4年以上、いまだに床置き・・・)


そして、私の結婚式前にAちゃんとAちゃんの彼と私とで
3人で撮った写真を、やっと渡せたのでよかった・・・。
時間が経つのは瞬間なり・・・ものぐさには、2年が2週間。
2週間後でも遅いと思う。


とにかく、自分と小さい頃とても近かった人が、
充実した仕事をして、素敵な恋をして、いろんなことを楽しんで、
自分の知らないところにもたくさん出かけて、とってもきれいになって
私とまた会っておしゃべりしてくれるのがとてもうれしい。
友達っていいなあと思う。


私の生活や趣味思考に大きい変化はいつもとくにないのだが、
今回は妊娠中のため、その心境などが話せてよかった。
私は今妊娠6ヶ月半。今年の年末に出産予定。
元気に生まれたら、ぜひAちゃんに赤子を抱いてもらって、
瞳がきれいな女性とはこういうものだというのを
目に焼き付けてあげたいと思う。

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というわけで、最近はいつも(というか前から。そして当たり前だが)
1人でいながら2人で行動をしている。
たまに、会社でロッカーに荷物をしまって職場に出るときも、
出かける支度をしてバタバタ外出するときも、
「あ! 一緒に出かけられるんだ!」
と思ってハッとする。そしてとても安心する。
易々と2人でいられるのも、妊娠期間中だけだろう。
天然のだっこ紐をつけている・・・と思う。


映画を見たときも、「1人分の値段で2人見れる!」と思った。
映画中は、家ではもちろん私の生活習慣でもまったく経験しない大音量の
映画館に興奮したか、赤ん坊はリズミカルに動いていた。
コクリコ坂から」を見たのだが、とても面白かった。
今も「コクリコ坂から」と打っただけでポコポコを再開させた。
赤ん坊も面白かったと思っているのかもしれない。
やはり1人分で2人映画を見れたといっていい。