何か

最近毎日、職場のビルの中にある社員食堂のような
ところで昼食をとっている。


メインのおかずに、その日の気分で小鉢を2つ選んで
つけるのが楽しみ。
今日は切干大根と豚肉の炒り煮と、ブロッコリー梅ソースかけにした。
この間選んだかぼちゃとひじきの煮物がおいしかった。
上に少しだけ三つ葉がのっていて、とてもホッとした。


食堂にはいろいろな人がいる。
1人でのんびり食べている人もいれば、仲間でわいわいやっている人も。
この間、何かの会話の流れだと思うが、急に後ろのほうで
「笑い話はやめよう!」
と言う声がきこえてハッとした。
その後、
「まじめな話をしよう!」
と言っていて、もっとハッとした。


聞き耳をたててみたけど、どんな話の流れなのか、
その後どんな話をしたのか、わからなかった。


食堂は楽しい。

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姉から小包が届く。
那須からの贈り物。


姉は、たまに1人でぷらっと那須に行くらしい。
何かの折に行って、リフレッシュする場所が那須なのだという。
何かを持ち帰ったり、何かをなくしてきたりできる
自分なりの場所があることはとても頼もしいことだと思う。
私にとってのそれはどこだろう?


小包の中身は、SHOZO CAFEのクッキーとスコーンだった。
このお店も、姉の長年にわたる「そういう場所」なのだということだった。
またピンセット作品と思われる、かわいいカードもつけてくれた。


姉の持ち帰った何かが、ちょっとだけ一緒に届いた気がした。
ありがとう、姉。