姫さま笑ろうとる


昨日は、結婚式から丸1年経った、いわば記念日であった。
ダッフルお母さん、私のお母さんよりお祝いのメールが届く。


しかし私は朝からパジャマでのろのろし、
フィギュアスケートのエキシビジョンを楽しんだ後は
ことごとくだらだらして過ごした。
ダッフルさんは家で仕事をしていた。


そのまま少ししょんぼりし出してしまったが、
こうしていてはいけないと思い立って、
お風呂で本を読もう! と思いつき、
お風呂を沸かしながら本を選びに部屋へ行った。

しかしそういうときの常で、読みたい本が見つからない。
しばらくボーっとしたのち(本を眺めてイメージを膨らませる、
でも何も考えていない)、
ハッと思って選び出したのが上記の本。
それから、「第一阿房列車」も持っていく。
とてもホッとした。


この漫画は大好きで、本当に心が洗われる・・・というか、
腑に落ちるという気がするし、ちょうどいいところをゆすぶられる。
出てくる人みんな大好きだし、ワガハイのことが大好きだ。
なんといっても憧れはりり子さんで、本当にああいう嫁になりたい。

なんとなく「ノラや」にも通じる。



とても汗をかいて、満足して出てきた。少し湯あたりした。
落ち着いてから、仕事をしているダッフルさんの横でナウシカのDVDを
見始めたら、だんだんダッフルさんが仕事を放りだして、
2人でセリフを取り合いっこしながら見続けた。本当に名作だ・・・。

そして夜は、2人でめずらしく焼肉を食べに行き、
満足して帰った。


以前は、いちどしょんぼりしたりすると結構長く続いて気がつくと1日経ってしまったり、
人にあたったまま戻らなくて3日経ってしまったりしていたが(それもすごい)、
最近は、(自分では)けっこう早めに気を取り直す。
きっと、楽しい時間のほうがいいということを、少しずつわかりかけている
からではないかと思う。ひとつの時間があったら、楽しい気持ちでいるほうが、
それが多いほうがいいし、そうでない時間を惜しく思う、という気持ちが。
まだそんなこと考える年ではないけれど、残された時間を大切にしたいと
ほんのり思ったりするのではないかと思う。有限だということ。
だんだんと、頭と心と体と、経験とで理解して、実践していけるのが
年をとることだということ。
でも、まったく実践できなくて、理解もできていなくて、
頭を抱えてしまうことももちろんある。少しずつでも変えていきたい。


そんなことを、はっきり言葉にしなくても少しずつ感じて、
おばあちゃんになったら、何もかも無駄にせず、いつでも笑っているような
人になりたい。なれるかな。とても難しいことだと思うけれど。

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■パンのこと



土曜日は、実家に帰っていた。
エレクトーンの帰りに、小さい頃よく食べていたパン屋さんに
久々に立ち寄った。手作りのパン屋さんで、よく父が朝ごはん用にといって
早朝にひとっ走り買いに行ってくれたり、姉が学校帰りに買っていたパン屋。
店の中はなんにも変わっていなくて、売っているパンも変わっていなくて、
感動してたくさん買ってしまった。
お店の眼鏡のおばさん(私の小さい頃はお姉さんだった)が、
グラコロパンとコロッケパンが出来たてですよ!」
と教えてくれたので、グラコロパンを買った。


とんでもなくおいしかった。
ドラえもんパン(・・・)は、当時のまま。
ほっぺにパックンチョがついていた・・・。
うさぎのパンは、ジャムパン。どこでも食べられないような
おいしいジャムが入っている。目のチェリーが大好きだった。
3色パンは、餡子とクリームとジャムが入っている。


  


食パンは袋が素敵。



大きなポピー。

これは母の職員旅行のお土産という。
俯瞰で撮る。
これは母の撮った写真の真似。
母は、カーリングの試合を見てこの構図のヒントを得たの
と言っていた。