ヤップヤップ

またも覚え書き


■クリスマスディナー(2009)

さんざんなクリスマスだったことは書いたが、
その少し前に、クリスマスらしい気分の日も過ごしたのだった。



12月19日、私たちが結婚披露宴を行ったレストランより
クリスマスディナーの招待状が届いたので、申し込んで
ダッフルさんと出かけた。
来ている人々がみな、その場所で結婚式や披露宴を
行ったカップルたちで、なんとなく壮観であった・・・。

とにかくこの日は、結婚式の日のことを思い出したり、
おいしいディナーを楽しんだり、おいしいお酒を頼み放題(これ重要)、
担当してくれたプランナーの方と久しぶりにお話したり、
2人ともとても楽しんで、ニコニコしていた。
かなり酔っ払い、途中から本当におかしくなるくらい楽しくなる。
(後半、なぜかダッフルさんの写真を40枚くらい撮っている。
 よくわからないが我ながら楽しかったのだと思う。
 写真のダッフルさんは、笑顔から困り顔を経て、心配顔になっている。)



これはメインで、お肉は鹿。
歯ごたえがあっておいしくて、あっという間にほおばった。
ダッフルさんの好きそうなお肉だった。
とんがりは、揚げたジャガイモでできている。
とんがりコーンのようで美味だった。
えびも・・・。



ワインを飲みながらおいしい食事をするって、
本当に至福のときではないだろうか。



帰りに、プレゼントとして写真たてをもらった。
コートを受け取るときに、マフラーももらおうとしたら
「こちらはご主人のでしょうか」
と言われる。確かに男性物にも見える。
その日より、そのマフラーをダッフルさんにあげることにした。
大学のときに買ったマフラーであった。
ダッフルさんはダッフルコートを着ていたが、よく合っていたので
心の中で良しとした。
ハンカチを椅子に置き忘れ、プランナーの方が走って届けてくれる。



家に帰り着いてから、
2人で映画「あなただけ今晩は」のビデオを見た。
ダッフルさんは初めてで、本当に面白いから、と私が薦めて見せた。
ダッフルさんは喜んでいた。これで2人であらためて心から
王様のレストラン」鑑賞を楽しめる。


本当にこの日は、楽しくて楽しくて仕方ない1日だった。

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この間の土曜日、尻高女史に久しぶりに会った。
尻高女史は前に勤めていた会社の元同僚で、今は学生だ。
この春からは、大学院に進学予定で、心理学を勉強している。


久しぶりに会って、代官山をブラブラした。
前の会社がもともと恵比寿と代官山の間くらいに
あったので(その後引っ越した)、懐かしく歩いてまわり、
ランチでよく食べたハンバーグ定食を食べ、喋り、
お茶をして喋り、歩きながら喋り、キルフェボンでケーキを頬張りながら、
とにかく喋り喋り喋り続ける1日であった。


尻高女史にはいつも甘えて、他の人になんとなく相談しにくいことも
相談してしまう。今回もそういうことがあって、そのあと少し後悔したのだが、
それは相談されたほうの受ける力の大きさをなんとなく感じるからだと思う。
人に相談する、話したりする、ということは、自分が放るエネルギーと同じ大きさを、
相手が受けるのだということをわかっていないといけない。
それをわからないで、またはぼんやりしたままで、何かを期待して
エネルギーをほうってはいけないんだと、たくさん笑って楽しく帰る道すがら、
なんとなく思った。


それにしても楽しい1日だった。
暖かい代官山の道は、黄色く光ってきれいだった。春の1日。
キルフェボンでは、黒豆のケーキを食べた。
飴のかけらがたくさんのっていて、かりかりおいしかった。



尻高女史は前日、自分が学んでいる分野で初めて
アルバイトだが収入を得た、記念すべき日だったと教えてくれた。
応援している。


・・・応援しているといえば明日女子フィギュアスケート、フリー!!
ドキドキだ。
ダッフルさんはカーリング敗退で、落胆している。
朝、おはよう日本カーリングの掛け声を説明しているのを2人で見て、
朝から2人で声を張って実践してみた。