星影の 小径よ

結婚式まで1ヶ月をきったときに、ダッフルさんと美容院に出かけた。
私が大学生の頃から通っている、地元の美容院だ。


式まで2週間前くらいだったので、ダッフルさんはかなり短く切っていた。
ふだん1000円くらいで散髪しているダッフルさんは、3年ぶりくらいで
美容院に行ったらしい。ついでにヘッドスパなどもしてもらっていた。


私もカラーリングとカットをしてもらう。


帰り際に、担当のYさんに花束と、とても可愛いメッセージカードをもらう。
思いがけなかったので驚いて、でも喜んでいただく。
この日が、本当に結婚するんだということを実感した最初の日だったように思う。
少し泣きそうになった。
本当にありがたいことだ。


ダッフルさんは髪が短くなっていた。
こうやってセットするんですよ、と担当してくれた美容師さんに教えてもらったらしい。
熊手状にした手で逆立てた後に、手ぐしで整えるらしい。


この日もらった小さな花束、大事にしていたら1ヶ月以上きれいな状態で保った。
結婚式が終わってからもしばらく飾っていた。見るたびに心があったかくなった。
私がカラーリングしているときにでも、美容室のだれかが買いに走ってくれたのだと
思うと、空いている時間をみてYさんがメッセージを書いてくれたのだと思うとキュンとなる。



担当のYさんは、また2月下旬にニュージーランドに行くということだった。
以前かわいい羊の写真をポストカードにしたものをいただいたことがあったので、
またいろいろお話聞かせてくださいとお願いした。いいなあ、ニュージーランド



さて、結婚準備で少し忙しいといっても、普段どおりの「バレンタインデー」などの
行事はくるもので、その日は急いで会社を出て、閉店ぎりぎりの有楽町の無印へ出向き、
目をつけていた「“自分でつくる”シリーズ」のバレンタイン限定商品を購入。
吟味した結果、いちばん作るのが可能そうな「キャラメルの生チョコ」を選び購入。
100円ショップで買った筆箱を使っているダッフルさんへ、無印のペンケースも買って帰った。


帰ってすぐ作り始める。思ったより簡単にできた。味ももちろんそのままなので美味しい。
とてもおすすめ! バレンタインシリーズ以外にも作ってみたいと思った。
仕事帰りでもがんばってみて良かったなあ。


絵はセンスがないけど(笑)なんとかお茶を濁せてよかった。
(白丸はダッフルさん作のもの)
いつもありがとうのカードと共に。




昨日エレクトーンにいったら、先生がぎっくり腰になっていた。気の毒だった。
先生の意見では、屈むときに「どっこいしょ」とか「よっこらしょ」とか
声を出すのは、腹筋を使っているので理にかなっている、腰に負担がかからないのだ
ということらしい。よくおばさん臭いなど言うが、実はいいことなのだ。


それは、私が昔から思っている
「ため息をつくのは体にいいことだ」
ということと通じるように思う。
ただネガティブなことじゃなくて、力が抜けて、呼吸のリズムが戻るしぐさだと
私は思っているが、いかに。
体がすることは信じたほうがいい。
でも、周りに気を配ることは同じくらい大事だ。