胸の振子が なるなる

今日はダッフルさんの35歳の誕生日。
お祝いらしいことはできなかったけど、今年は結婚式を挙げた年なので
なんとなく感慨深く、お誕生日も心からお祝いの気持ちでいっぱい。
35歳って、本当に良い年だと思う。


今日はダッフルさんに仕事が入っていたのだが、すぐ終わるというので
ついて行かせてもらった。ファッションショーの取材の仕事で、
生まれて初めてファッションショーというものを見た。
モデルさんって、本当に「モデルになるよなあ、そりゃ」という美しさだった。
ああいうものを見ると、洋服屋さんに行きたくなるから、ファッションショーって
そういうものなんだなあって感心する。
でも屋外だったから、モデルさんも寒そうだった。春風に雨が寒々しい1日だった。
でも春らしかった。
ダッフルさんは、仕事のモードになっていて、ちょっと冷たかった。
でも仕事が終わったらゆるくなって、一緒にフォーを食べた。
今日はダッフルさんの誕生日なので、ダッフルさんの好きなものを一緒に食べた。


結婚式も無事終わり、ほとんどぼーっとすごして、
もうすぐひと月が経ってしまう。不思議なほど素早い時間の動き。
結婚式って、本当に人生の中で1日きりのことなんだなあって思う。
でもそれまでの時間は本当に長かった。いろいろあったよな。
書いておきたいと思う。ほとんど書いていなかったから。
50年後の自分に怒られそうだから書いておく。


■12月6日入籍日
結婚式より一足先に、入籍を済ませた。
用意しておいた書類を手に、区役所の休日窓口へ。
私の本籍は、父の実家の新潟だったので、戸籍謄本は郵送で取り寄せた。
運転免許もパスポートもないので、いつものとおり身分証明に自信がないまま
臨んだが、無事済ませた。窓口のおじさんが、胸に「研修中」と書いていながら
細かいところまでよく気がついて注意してくれたので、頼もしかった。


その日はそのまま出かけて、六義園へ。
ちょうど紅葉がきれいで、本当に楽しかった。
お抹茶をいただきながらのんびり景色を眺めたり、写真を撮ったり。
ここは和める場所だ。
和める場所に、結婚記念日に訪れることができて嬉しかった。
また季節折々に来たい。

 
 
  


その後ダッフルさんと、挙式をする神社へ移動してお参り。
少し気が引き締まる。
その日はおいしいラムチョップとロースとビーフを食べて、幸せなひと時だった。
これからもよろしく。


入籍って、自分の人生を他人の人生に片足入れた感じで、なんとなく
居心地の悪いような、慣れないような、不思議な気持ちだった。
手続き上の結婚って、気が引き締まる。もう動けなくした自分に感慨深くなる。
とにかく、これからもよろしくという気持ちいっぱいで、最初のデートの場所を訪れて
帰る2人であった。
神社は、相変わらずのんびりしたひと時をかもし出していて、ほんわかした。
焚き火に癒された。
あと、タモリ倶楽部でも取材に訪れていた狛犬も見られて嬉しかった。
タモリと共演した狛犬

 


ダッフルさんへあげたワインに少し酔ったので、
今日はここまで。
のんびりだなあ。


最近は、毎日アン・サリーを聴いている。