しゃべる父たち

9月23日(火)祝日、来年2月に挙式する神社へ行って、挨拶と申し込みをした。
いろいろ説明があるのかと思ったら、申込書に記入するだけの気軽なものだった。
参列者の人数決定も、近くなってからでいいとのこと。
拍子抜けしたが、なんとなく安心した。


やっぱりなんとなくのんびりした気持ちになれる神社でとても好きだ。
緑が少なくなったらどんな感じなのだろうと思うけど、
とてもきれいで、ほんわかしているので、ここで式を挙げられるのかと
思うと、「良かったなあ」となる。
緊張するだろうけど・・・。

 



その後、ダッフルさんと有楽町のごはんミュージアム]へ。
数日前に友人MとRとで訪れて、ご飯メニューがおいしかったので
ダッフルさんにお勧めして一緒に行った。
私はおにぎり、ダッフルさんはカレー。
おいしかった。

 


そして昨日10月4日(土)は、ダッフル家ご両親とモチコ家両親との
初顔合わせの食事会であった。
場所は原宿の南国酒家で、中華であった。
ダッフルさん一家が昔から通っているとのこと。
それにしても円卓に座る大人6人が全員緊張しているかと思うと、
緊張のボルテージも最高潮であった。
でも双方の父親が進んでお話してくれたので、比較的和やかに進めることができたと思う。
私は私で少し風邪気味になってしまい、多少辛かったけれど、無事に終わってホッとした。


ダッフルさんのお父さんが、北海道に行かれていたということでお土産に
六花亭のバターサンドとロイズの生チョコをくださる。うれしかった。
うちの母は、田舎でおばあちゃんが作っている栗と、親戚が作っているもち米と、
父は海苔の詰め合わせをあげていた。


両親たちは、お互いの自己紹介や、故郷の話や、趣味の話をいろいろしていた。
うちの父と母は、とにかく今の仕事が忙しくてそれに手一杯で趣味がなかなか・・・
という話をずっとしていた。


結婚って、なんだかんだ言ってもやっぱり「家と家」なのだろうなあと
少し感じた。
本人同士の問題だから、と思っていても、この何ヶ月の間にあった
こうした結婚に関する家族のイベント後に心が少しあったかくなった
気がするのは、きっと結婚は「自分たちだけの問題じゃない」ということへの
不思議な安心感が生まれるからなのだと思う。


そしてずっと熱望していた、ダッフルさんの小さい頃の写真を見ることができて
とてもうれしかった。アルバムを何冊かと、小学校低学年のころの作文を綴じたファイルを
持って来てくれた。
予想していたよりもずっとずっと、まったくもってダッフルさんはダッフルさんのままだった。
小さいダッフルさんは今のダッフルさんと何一つ顔も表情も髪型までも変わっていなかった。
大人のダッフルさんと接していても、子どものダッフルさんの写真がちらついてどうしていいか
わからなくなったほどだが、なんとなくホッとしてうれしくなった。
作文もピカイチに面白かった。


それから、両親たちは自分たちが思っているよりもずっとずっと孫の誕生を切望している
のだということもわかった。
初めて自分が子どもを産むということを考えたが、それなら男の子がほしいと思ったりした。
小さい頃のダッフルさんみたいな男の子が生まれたら、きっと楽しいだろうなあと思ったのであった。