京都旅行1日目・2日目

7月18日−21日まで、京都・奈良に旅行しました。
会社のみんなで、メンバーは
背番号30番女史、タコライス女史、何卒女史、チャゲアス女史、私。
のんびり、でも、もりだくさん、という旅だった。


18日


金曜日なので、みんな超特急で会社を出て東京駅へ。
新幹線で食べるお弁当をそれぞれ選んで買う。
「こだま」なのでのんびりの旅だけど、グリーン車だったので快適。
みんなでわいわい過ごすとあっという間。


夜遅く、旅の間お世話になるホテルへ。
5人ひと部屋で、ベッドが4つ(1つはダブルベッド)。
背番号30番女史が
ホグワーツの寮みたいで楽しい!」
と喜んでいた。
夜遅くまで写真を撮ったりおしゃべりして過ごす。


19日


早起きして出発。
やはり鹿が見たかったので、1年ぶりに奈良へ。
まずは、ぷらぷらと奈良町を散策。
町屋が並んだ通りや、アンティーク着物を売っているお店を見た。
普通のお家や、昔ながらの銭湯などがあって、のんびり散歩ができた。

  
  


「ならまち格子の家」におじゃまして見学した。
というより、和んだ。
ここは奈良の伝統的な民家を再現した建物で、昔の町屋の雰囲気を楽しめる。
奥に細長い作りで、通りから一番奥のお庭まで風が一本道に通るようになっている
ので、とても涼しい。1つ1つが可愛らしくて、だいぶ長居させてもらった。
畳に座り込んで楽しむ。
というより休む。

   


そして奈良公園へ。
鹿たちの王国。再びみんなで鹿と戯れる。
タコライス女史はすっかり鹿使い(鹿になつかれる人)になっていた。
何卒女史はかなり怖がっていた。私は腕にかけていた紙袋を
びりびりに破かれて、中に入っていた葛餅の包みが地面に散らばった。
みんなで大笑いした。
鹿の体はしっとりしていて可愛かった。角もしっとりしていてやはり可愛かった。
おしりも、しっかりどっしりしていて可愛かった。
ヤックル(もののけ姫より)もこんな質感だろうか・・・と思った。
水辺にいた鹿の親子は、まるで絵を見ているみたいに綺麗だった。


タコライス女史と一緒に道を外れて鹿と遊んだり写真を撮っていたら、
他の3人とはぐれて、怒られた。


   


そして、奈良国立博物館の向かいにある「下下味亭」(かがみてい)という
カフェにいって、カレーを食べた。
ここは去年みんなで来たときに入ったお店で、カレーがとてもおいしいので
また来たいねと話していた。やっぱりおいしくて、みんな元気が出た。
コーヒーもおいしい。
ガラス張りの2階で、緑がたくさん見えて気持ちがいい。また行きたい。


また少し鹿と遊んだ後、奈良線に乗って宇治へ。
中村藤吉本店で、生茶ゼリーというのをいただく。
携帯を忘れてきて、途中下車して奈良に戻った(!)タコライス女史と
お店で合流して、おいしく食べた。会えたときはなんとなくみんな感激。
旅は結束を強くする。


 


町の本屋さんにプラっと寄りながら、宇治川へ。
私は川べりがとても好きなので、本当にうれしかった。
みんなで夕日が沈んでいく川べりに座ったり、橋の上から写真を撮ったりして
まったりと過ごす。風が気持ちよかった。青春だね! まるで! と言い合う。
クラリネットか何かでずっと演奏している男性がいて、BGMになっていた。
「I LOVE YOU」や「My Heart Will Go On」などの曲を切なげに吹いていて、
みんなでなんとなくセンチメンタルになる。
「あの人・・・失恋したのかな」
とか言い合って過ごす。背番号30番女史が彼氏にメールを送っていたら、
「こんな場所なもんだから、詩人みたいな文章になっちゃった」
と言っていたのが可笑しかった。
宇治川はとてもいい! 旅の中でもとてもいい思い出になった。また行きたい。


  
  


背番号30番女史が、今日は伏見稲荷でお祭りがある日だということを、
さっきの本屋さんで買った雑誌で見つけてくれたので、急遽足を運ぶことに。
完全なる夏祭りで、盆踊りをしていたり、出店が並んでいたりして楽しんだ。
「千本鳥居」を見るのは初めてだったのだけれど、ライトアップされていて
綺麗だったし、神秘的でぞくぞくした。
奥の院にある石灯籠でお願い事を念じ、おもかる石を持ち上げた。
これは、自分の予想より軽ければ願い事が叶い、重ければ難しいというもの。
みんなでただただ笑った。行ったことのない方は、ぜひ試してほしい。


   


なんとなく、夢のような1日だった。じんとすることが多かった。
みんな、夜中からクラブに行って遊ぶといっていたのに、
誰彼となく予定を変更してみんな泥のように眠った。


◆つづく◆