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はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

ファンタジー作品に夢中になりつつあるこの頃。
どういう変化か。
昔からファンタジーは苦手だったのだが、最近はわくわくして読んでいる。
もちろん、こんな名作は面白くてあたりまえなのだけれど、
読める幸せをかみしめながら、今日電車の中で読み終わって、
その足で図書館に返しに行って、カウンターで
「ありがとうございましたッ…!」
と熱く言い置いて帰ってきた。


できればハードカバーの本を家に1冊置いておきたい。
長い旅を一緒にした登場人物たちよ、ありがとう・・・。


金曜日に、とてつもない緊張に包まれながらいよいよ
猫顔上司に結婚の報告をした。
結婚することは、会社関係では、退職した同期と尻高女史と、
在職中ではタコライス女史と背番号30番女史にしか言っていなかったので、
ついに猫顔上司に言う段になったときは、口から心臓が出た。


結婚だけの報告なら、のんきに言えたのだけれど、
同時に退職のことについても言わなければいけなかったので震えたのだった。
それでもやさしく、思っていたよりずっとやさしく「おめでとう」と言って
くれたので、どうしていいのかわからないくらいだった。


私が新卒で入社してから、ずっと一緒に働いてきた先輩。
例えて言うなら「両親と早くに別れて、男手一つで育ててくれたお兄ちゃん」的な
辛苦をなめてきただろう人なだけに、ちゃんと伝えたかったので、本当に良かったと
思う。
夜、タコライス女史からメールが来て(タコライス女史は猫顔上司の奥さん)、
「泣いてます」
ということだったので、私も泣いた。喜んでもらえて本当にうれしい。
きっと今日の日を忘れないだろうなあと思った。


そして今日(13日土曜日)は、ダッフルさんと一緒に、初めてのブライダル相談会?
に言ってきた。いいなと思っていたホテル内のレストランと、その近くにある神社へ。
緑がたくさんあってきれいで、大きさもこじんまりとして良かった。
結婚式のことについてあまりにもぼんやりしているまま行ったので、2人ともかなり
気後れしていてへとへとになった。ダッフルさんはあきらかに途中で疲れて
心ここにあらずといった感じであった。


でもとても良いところだったので、2人で
「もうここでいいのではないか」
という話をしながら帰った。
予定している来年の日取りがもう予約で埋まりつつあるという話をきくだけで
びくびくした。


近くの神社は、私が式をあげたいと話していたところで、言ってみたら
予想していたよりずっときれいで可愛らしくて、興奮して写真をたくさん撮った。
しかしダッフルさんは、暑かったこともあってまだ心ここにあらずだった。


帰り道で、丼屋さんに行って遅いお昼ご飯を食べた。
食べた後、やっとダッフルさんに生気が戻ってきたので、ホッとした。
食べ物ってすごいなあ。


まだ始まったばっかり(初日)だから、がんばろうね・・・。