いろんなこと

全然日記書いてないね!!
書いてなかった間のことをちょっとずつでも
書きたいなあと思う。
でもそれが3月くらいからのことだよ・・・。


■豚の角煮
 黒酢で煮込む角煮を作った。
 煮卵も。おいしかった。


■オウエンとムゼイ(3月ごろ)

 ダッフルさんと気まぐれで家の近くの居酒屋に入ったら、
 各テーブルに小さいテレビがついていて、見ながら食事をした。
 そこでオウエンとムゼイのドキュメンタリーを見て、いたく感動した。
 カバは親愛の情を示すときに相手を軽く噛んだりするらしいのだけれど、
 カバのオウエンがムゼイ(ゾウガメ)の頭をそっと噛んで、くわえてたところでダッフルさんと
 なんとなく「フッ」と笑って幸せな気分になった。
 静かに頭をくわえられてたムゼイのこと思い出すと今でもキュンとなる・・・。


 この奇跡のお話は絵本にもなっているようなので、見てみたい。


■ホワイトデー(3月だ)

 仕事から帰ったらダッフルさんがいろんな種類のチーズとクラッカーと
 ワインとプチトマトを用意して待っていてくれたので嬉しかった。
 チョコレートと、ハードカバー本用のブックカバーをくれた。
 欲しかったのでとてもうれしかった。
 図書館で借りたりするハードカバーの本にかけられる。嬉しい。
 今は庄野さんの新刊にかけて、いつも読んでいる。


■江戸博のこと(3月21日)

 ダッフルさんが行きたがっていた江戸東京博物館に行った。
 企画展で「ロシア皇帝の至宝展」が開催されていて、楽しく見た。
 こってりしていて、見ごたえがあった。
 どれも見事できれいすぎて、きれいなものにあたった感じだった。
 でも全部どこか暗くてなんとなく鈍い綺麗さで、そしてどこか可愛い。
 そういう、ただ綺麗なだけじゃないものがたくさんあって、とても良かった。
 でも本当に見事だった!ため息しか出ない。
 いまこの企画展とても人気なんだって。


■モンゴル料理のこと(3月21日)

 ダッフルさんの誕生日前日だったので、ダッフルさんの希望にそって
 モンゴル料理を食べに行った。
 巣鴨にあるシリンゴルというすんごくかわいらしいお店で気に入った。
 お料理もどれもとてもおいしかった。コースで食べたのだけれど、
 量が多くて生まれてから一番お腹いっぱいを実感した1日になった。
 とくにメインのチャンサン・マハという羊肉の塩茹でがいちばんおいしかった。
 骨付きの羊肉を、各自ナイフで切り取って、おいしいタレにつけて食べる。
 羊の臭いはするけど、でもおいしい臭いになってた。あんなにおいしい羊臭は
 初めてで、その日から1週間くらい鼻の中で思い出せた。そしてよだれをたらした。

 夜8時から、馬頭琴演奏家チンゲルトさんの馬頭琴生演奏が聴ける。
 馬頭琴って本当にすごいね!震える感じ。
 音が直接心に刺さる感じ。
 お腹いっぱいのまったり感と、音楽のすばらしさとで、気持ちよくなった。
 ダッフルさんはとても感動したと言っていた。


 ダッフルさんは大学時代に内モンゴル自治区に行ったことがあるそうだ。
 パオに泊まったこともあるそうだ。
 うらやましい。私も行ってみたくなった。
 その後お相撲もなんとなくモンゴル勢を応援したりした。

 店内の雑貨もとてもかわいくて、お酒もおいしくて、良いお店だった。
 (箸置きまで羊だった)
 ダッフルさんは岩塩を買って帰っていた。
 また行きたい。


Ipodを購入(3月)
 iTunesの使い方が今でもいまいち分からない。


■記念の日(3月)

 やはり付き合い始めた日の記念日というものがなんとなくあって、
 その日は原点回帰でなつかしいお店に行った。
 前に働いていた恵比寿に行って、沖縄料理を食べた。
 島豆腐の上に小さい魚(すくがらすというらしい)が乗っているものを食べた。
 すんごい可愛い上に、すんごいおいしかった。
 その後、前に何回か行ったバーに行った。地下にあって、静かなので好きだ。
 寒い日だったので、あったかくなる飲み物を・・・とダッフルさんが頼んだら、
 あっためたラム酒にバターをおとしたものを作ってくれた。
 今思い出しても泣けるほど旨かった・・・。



■アルフレッド・ウォリス(3月25日)

 東京都庭園美術館にアルフレッド・ウォリス展を見に行った。
 今まで知らなかったのだけれど、電車の中のポスターで見て、一目ぼれした。
 一人で行ったので、なんとなく大学生の頃を思い出した。
 よく大学生のとき、一人で好きな画家の展覧会を見に行ったりした。
 それで足が棒みたいになるまでじっくり見て、満足して疲れて帰ったりしていた。

 アルフレッド・ウォリスは、イギリスで船乗りと船具商をしていた男性で、
 70歳になってから絵を独学で勉強したという人。
 ベニヤ板の切れ端みたいなものやペラペラの紙、家の中にあったふいごにまで
 海や船の絵を描いた人。絵が描きたくてしょうがなかったんだと思って、
 心が幸せになった。
 ウォリスが書いた手紙を展示しているスペースがあったけど、
 あれは泣きますよ!!!ほんとにもう!!!

 本当にいい作品を見た。こんなに心があったかくなる展覧会に行けてよかった。
 図録も買って帰った。

 庭園美術館の敷地はとてもきれいで、雨上がりの湿気が気持ちよかった。
 すごく大きい白い猫がいて、ゆっくり道端で休んでいた。
 なんとなく、ベテランという感じだった。


■桜(4月)

 会社のみんなで、お昼休みに桜の木のところで
 お昼を食べた。気持ちが良かった。

 お花見に行く予定だったけれど、ダッフルさんが風邪をひいてしまったため、
 今年は断念した。でも家の近くの桜並木をなんとなく歩いて、しかもとても
 綺麗だったので満足した。


■鎌倉(4月8日)

 友人MとRと一緒に、ひさしぶりに鎌倉へ遊びに行った。
 ちょうどお釈迦様のお誕生日ということもあり、お祭りがあって
 楽しかった。
 長谷寺に行ったり、由比ヶ浜へ行って浜辺で遊んだり、
 広い良い景色がいっぱい見られて良かった。

 行きの電車で喋りすぎて間違えて、いったん降りた大船かどこかの
 駅で売っていた大きなスイートポテトを3人で食べた。
 この無計画さにいつも癒される。

 おいしいウィンナーを立ち食いしたりして過ごした。良い日だった。
 はしゃぎすぎたので、この後風邪をひいた。

 鶴岡八幡宮で、ミス鎌倉のお披露目を見た。
 

■ほんとうに欲しかったもの

 ダッフルさんと休日に、歩いて10分くらいの川まで散歩に行った。
 サンドイッチとコーヒーを買って行った。
 土手に座って、ムクドリやスズメを見て、川を見て、野球やサッカーをする人を見て、
 サイクリングやランニングをする人を見て、子どもとかを見て、ボーっとした。
 
 そしてふと、「私のほんとうに欲しかったものはこういうものだ」
 と、100パーセントの自信でそう思った。
 こんなに100パーセントで欲しかったものを自覚できたのは初めてだった。
 ダッフルさんに
 「ダッフルさんと一緒に住んで良かったよ。こういうことができるから」
 と言ったら、
 「まだまだこれからだよ」
 と言ってもらえた。

 
 いろんなことがあっても、心はぜったいに治るんだ。
 




続きはまた後日。