アーモンドシロップ
今月いっぱいだけ、以前のホームページにあった「庄野潤三さんの読書日記」を
見られるようにしました。アドレスはこちらです↓。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mochiko/syouno.html
体裁をちょっと手直ししながらちらちらと読み返したけど、懐かしかった。
そしてまた、庄野さんの本が読みたくなってきた。
あと、知らない間に遠くなってきた大学時代に、どんなこと考えて、
この本を読んだ時期にどんなことしていたかなどを思い出したりして
ちょっとキュンとなった。
『絵合わせ』の感想、まさになので、キュンとした。
キュンとするといえば、自動販売機でジュース買っている女の人を
見ると、なんとなくキュンとする。キューンと。
変な趣味はないが、なんとなく抱きしめたくなる感じ。
それからこれは前にも書いたけど、誰かがスーパーとかで買い物したときの
レシートとか見るとキューンとする。
金額の端数を、小銭を出してちょうどいいお釣りにしたりしてる形跡を見たとき。
例えば父とか母とかダッフルさんとか。
これも変な話だが、キューンとして頭をなでたりしたくなる。
買い物しているときの姿を思い浮かべる。
私も、知り合いも、誰もいないところで、活動して、レジで端数を出している姿。
なんとなくすごく愛しくなる。
こないだ姉がひさびさに帰ってきて、一泊して帰った。
かわいいバッグだなあと思ったら、姉が自分で刺繍したらしい。
たまげた。しかももう1つあるんだって。
「私が刺繍したんだよ!! だってこれもともと無印だもん」
だって。
白い布バッグに、色とりどりの刺繍であった。