夏の思い出2


娘と、8月下旬に近所のお祭りへ。
私が小さい頃からずーっと続いているお祭り。
たまに見かける同級生の親たちも、
当たり前だけどみんなおじいさんおばあさんに
なっていて、しんみり。


自分が小さい頃に親や友達と行ったり、
中学生の頃、友達と浴衣を着てドキドキしながら
行ったりしたお祭りに、ダッフルさんと娘と
行くなんて、夜の賑やかな雰囲気も相まって
不思議さになんだかクラクラしちゃった。



かき氷を食べたり(娘希望のメロン)、
ヨーヨー釣りをしたり、
和太鼓の演奏をきいたり(かっこよかった!
娘は太鼓好き)、盆踊りを踊ったりした。
娘は、遅くなっても帰りたがらず、
抱っこで無理やり帰ろうとすると、
「ぼんおどり、たいこ、おわっちゃうよう!!」
とすごい勢いで泣き叫ぶので、しかたなく
しばらく見ていた。
でも確かに、しばらく見ていたい、帰りたくない、
というの良くわかる。
踊っているおばあちゃんたちも、大太鼓の人も、
みんなかっこいいし、提灯はきれいだし、
自分が小さい頃の雰囲気そのままで、
化かされてるみたいな面白い夜遊びだった。

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ベニシアさんの番組で作っていて、
無性に食べたくなり、急に作ってみたスコーン。
番組ではきっちりレシピが出ていたわけでは
なかったので、見よう見まねで、
娘と一緒に遊び感覚で何となく作ってみる。


嬉々として撮影した、焼く前の1枚。


そして、焼いたあとは、焼く前と変わらず
まったく膨らまなかったスコーン…


スコーンなのかも定かではない。
(力尽きて昼ごはんにしちゃったけど、
これまたとんでもなくひどい食事…
おかずが石井のお弁当くんだけ…)


あとでいろいろ調べたら、ベーキングパウダーが
入っていないことがわかった。
でも番組を見ても、他の材料は分量までちゃんと
話していたにもかかわらず、ベーキングパウダーは
登場していなかった。


そして、同じベニシアさんの番組を見て
スコーン焼いてみました、という方々の
ブログ写真を見てみたら、同じレシピなのに
良く見るふっくらしたスコーンが焼けていた。
ベニシアさんのなんて、貝みたいに2つに
割れちゃうくらいのふくらみっぷり。


いろいろ調べてみて、とにかく素早く
生地をまとめる、こねない、
バターを粉と一体化するまでパラパラする、
型はちゃんとしたものを使うか、ナイフで切る
(コップとか使っちゃダメ)、
ということを知り、してはいけないことを
全部してたのだとわかった。


そして、これは娘と一緒の作業では難しい
ということもわかったので、
休日、娘の昼寝中に再度挑戦してみた。


そして、ほとんど同じものが出来上がった…
(ナイフで四角に切っちゃったので、
もはやスコーンだかもよくわからず)
そして今回は、手早くを考えすぎて、
塩も入れ忘れた…
(初回は、ベニシアさんの真似をして、
「ポウ!」と叫びながら左肩から塩を投げて
遊んだりしたなあ…と懐かしむ。
西洋の魔よけのおまじないらしい。)
気を抜きすぎても、余裕がなさすぎても、
お菓子作りはダメらしい。
というより、やはり私にお菓子作りは向いていないらしい。


ダッフルさんは、バターの量を見てびっくりし、
怖じ気づいて口にしなかった。
味はまあまあ美味しかったが、たぶん
本当はもっと美味しいのだと思う。
熊本のおばあちゃんが送ってくれた、
手作りブルーベリージャムでだいぶ
助けられた。


姉がよくスコーンを焼いてくれて、
美味しいので、褒めると、
「スコーンなんて本当に簡単だから…」
と恐縮していたことを、遠い気持ちで振り替える。
次回はおとなしく、ベーキングパウダーを
入れて作ろう。それでも自信はない。

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娘が描いてくれた、家族3人の絵。
それぞれ、みかんと、さくらんぼと、
黒いドーナツを食べているところだそう。
(口から出てる線みたいなやつ…)
何だか幸せになる絵。