娘が選んだ本〈おひさまみたいに〉〈おうさまのおひっこし〉
ダッフルさんが娘と図書館にいくと、
娘が本棚から持ってきた本と、
ダッフルさんが選んだ本が、いつものバッグに
入っていて、それを見るのがいつも楽しい。
この日はダッフルさんが選んだのは「スイミー」で、
娘はこの本。
- 作者: スーザン・マリースワンソン,マーガレットカドス=アーヴィン,Susan Marie Swanson,Margaret Chodos‐Irvine,ふしみみさを
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 大型本
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とてもきれいな絵本。
ひまわりが育つ様子を、
低い場所から高い場所から、いろんな目線で
大胆に描かれている。
ひまわりを慈しんで育てる女の子もいとおしいし、
洋服の柄もかわいい。
娘は、この本で「種」を覚えた。
別の絵本『おべんとう』で、ご飯にふってある
「ごま」を見て「たね!」と言ったり。
こうして、いろんなきっかけが積み重なって、
いまの自分の知識があるんだ、と思う。
私もこんなふうに、初めての出会いが
たくさんあったんだなあとわかる。
娘の「種」知識はこの絵本がスタート。
そう考えると何だか少ししみじみする。
- 作者: 牡丹靖佳
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2012/05/20
- メディア: 単行本
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すばらしく美しい本!
こんなに繊細で贅沢な装丁で絵本が作れるなんて
すてきだなあと思って、娘とダッフルさんが
お風呂に入っている間に一人で読んだりもした。
最初ダッフルさんと
「絵がいいよな」
と話し、そのうち
「読んでみると、話もいいんだよ」
と言い合って共感した。
娘も気に入り、何度も読んだ。
三人とも好きな本だった。
娘は、この世にたくさんある素敵な絵本を、
「あるよ!」と教えてくれる。
本当にすごくたくさんあるんだなと思う。
子どもに教わることも、たくさんある。
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絵本ではないが、「長くつ下のピッピ」を
感動して読み終わった。
こんなにすばらしいお話だったとは…
もったいないことをした。
娘にもぜひ読んでもらいたい。
ピッピが
「大人になんかなりたくない」
と思っているかはわからないけど、
ピッピは全身でピッピで、それを見ていれば
それで十分だった。
ピッピ・ナガクツシタ万歳!
ピッピが一人で生きるのに、怪力とお金を
十分に持っていることの、なんていう安心感!
これを書いたリンドグレーンと、
訳者の大塚勇三さんにも感謝。
火事で高いところに閉じ込められた子どもを助けに、
木にのぼったピッピがかけた第一声
「なんて、かなしげな顔をしているの。
おなかがいたいの?」
には心底ぐっときた。