これくらいの規律

お昼、岸田今日子さんの追悼番組として
世界・わが心の旅「デンマーク もう一つのみにくいあひるの子」(再放送)
が放送されていたので、みた。


岸田今日子さんはアンデルセンの「人魚姫」がとても好きだと語っていた。
最後の泡になる場面がとても好きだといって、本を読み聞かせてくれた。
とても素敵だった。


「人魚姫」のお話を切り絵で表現していた切り絵画家の
ソニア・ブランドスさん(名前が間違っていたらごめんなさい)という人の
作品がとてもとても素敵だった。
とても良いものを見た。


岸田さんとソニアさんがアンデルセンの物語について
どう思うか、という意見交換をしているところが良かった。
2人ともとても素敵な女性だと思った。


人魚に戻るためには王子を殺さなくてはいけないが、
人魚姫は結局王子を殺すことはできず、海の泡になってしまう。
岸田さんはそこがとても好きで、報われない自己犠牲の愛が美しく描かれている
と言っている。
ソニアさんは、王子をなぜ殺せなかったのかについて、
王子のことはもちろん、その人を愛していた自分のこともとても好きだったので、
それを壊すことができなくて殺せなかったのではないかと言っていた。


今日は買い物をした。
父と母に結婚30周年とクリスマス・・・と今までありがとうの意味の
プレゼントをあげた。
2人ともバッグ。ビジネスバッグと、ポシェット。


「ポシェット」
ってすんごくかわいい言葉だね。今思ったけど。


そしてひさしぶりにAちゃんと食事をした。
2人とも実家を離れてからはじめての食事。
大学のときによく2人で行ったお店に久し振りに行った。
懐かしかった。


中学校の先生をしているAちゃんに、
三者面談とかするのか」
という話をして面白かった。
感慨深いなあ・・・。


夜、ダッフル氏に電話。
有頂天ホテル」を見ないように、という忠告。
(後日一緒に見たいので)


本当はこの映画、大晦日に見たら最高だね。



旅をする木」。

今は、黒潮の海流に乗ってアジアからアラスカへ
運ばれてきた(かもしれない)人たちの話。



写真は、切り絵のような葉っぱを見上げたときのこと。