振り返ってまた振り返る

さあ正月2日である。


実家に帰ってきて、5日目。
すっかりぬくぬく過ごしている。


振り返ると、クリスマスがあった。


24日は、私の体調も良くなかったため、
ダッフルさんと家の周辺で過ごした。


ずっと行きたかった、家の近所でヤギやひつじと触れ合える
小さい動物園みたいなところに足を運んだ。
子どもがいっぱいいて和んだ。
ひつじの頭にサンタの帽子がくくりつけてあってさらに和んだ。


歩いていたら野球のグラウンドがあって、開放されていた。
小さい男の子をつれたお父さんがいて、キャッチボールとかをしていた。
広々してるところにその人たちだけで、和んだ。
ダッフルさんとマウンドに立ったり、
走ったりして軽く遊んだ。


そしてダッフルさんを道端に待たせて
野良猫の写真をしばらく撮ったりして家に帰った。


夜はダッフルさんがカレーを作ってくれたので、
私はポテトサラダを作って、一緒にワインを飲んだ。
M-1を見た。去年は見ていなかったので、良かった。
それにしても楽しそうに大笑いする恋人を見ることの、
なんと幸せなことか。ワインもすすむというもの。


29日に、ゴロゴロしたあと私は実家へ、
ダッフルさんは飲み会へ出かけるために夕方一緒に外に出て
駅に向かって歩いているときがなんだか楽しかった。
寒かったので、飛び跳ねたりして歩いた。


ダッフルさんが
「本当に今日、べらぼう寒いな!」
と言っていたので、
「べらぼうだな!」
と言い合って歩いた。


ひさしぶりに父と母と過ごす毎日。


母も私も、スケートを見るのが気に入る。
私は中野友加里さんが好き。
いっつも可愛い衣装を着ているから。
自分に似合う衣装を着ていてすごくかわいい。


母は真央さんが好き。
真央さんやっぱり良いよね。


紅白。
今年も布施明を見られて良かった。
徳永英明も良かった。
今井美樹は良い顔をして歌っていた。


ガキの使いは録画した。


1日は父と母と近所の神社に初詣に出かけた。
小学生の男の子2人でやっている獅子舞が
近づいてきてくれて嬉しかった。


飛行機雲が飛んでいた。


おみくじを引いたら大吉だった!


恋愛のところに「誠意にこたえよ」
と書いてあって、母に笑われた。



 初めは冬の枯木の葉おちて花もなく淋しく此末如何なろうかと気遣うも
 其内に春となって花咲く如く末よき運なり
 何事も慎め退屈せず時をまてば必ずよし




今日2日は、母と午前中から出かけて、
石神井ちひろ美術館に行った。
アトリエを再現していたコーナーがとても良かった。
ノルシュテインの絵本原画展もやっていて、楽しめた。
とても美しい絵。
午前中に行ったので、すいていて良かった。
貸切状態で見た部屋もあったので落ち着いた。
午後はけっこう混んでいた。


館内のカフェでお昼ご飯。
母は長野から取り寄せているというお焼き(ナスと味噌、きんぴらごぼう)で、
私はノルシュテイン展に合わせて期間限定という、ボルシチのセット。
黒くてすっぱいパンにつけて食べる。おいしい。
紅茶とジャムも出てきて、テンションがあがる。
可愛いマトリョーシカのナプキンがそえてあって、感激しきり。
とても可愛らしい美術館だった。


館内に飾られたパネルにあるちひろさんの言葉は、
どれも強くて響いてくる。
あと、どの子どももちゃんと丸い。
奥行きがあるっていうとまた違っちゃうんだけど、
なんていうか、「ちゃんと丸い」としか言えない。
この人も信頼できる人だ。


電車にのんびり乗って、空いてる電車で居眠りした。
母といい時間を過ごした。
父とももちろんそうだけど、母とこういう時間を
これからもっとたくさん持ちたい。



明日は冬休み最後の日で、新しいお家に帰る。
いつの間にかもんのすごい荷物になってるけど。
食べものも持って帰るが、買い物がすごい。
なんだか知らないけどたくさん買った。
念願のマイ・レミパンも買った。
ツモリのお財布もやっと買った。
あとごちゃごちゃいろいろ。全部持って帰る。
手で持って、電車で帰るよ。
すっからかんですけど。


ダッフルさんは元気でやってるかな。


去年は、「去年より楽しい年になったらいいな」と
思っていたけど、今年はただ、
ダッフルさんと一緒に過ごせる1年がまた丸ごと始まると
思って、幸せに思うだけだ。


何が起こるんだろ。
旅行に行ったりしたいな。



「旅する木」を読み終わった。
一年のはじまりに、とても良い本が読めて良かった。
陽の光みたいな文章だった。


お腹に力を入れて毎日を過ごそう。